皆さま、こんにちは!
「古い木造駅舎が次々と姿を消してゆく~」
とお嘆きのJR東日本エリアにご在住の皆さま。
JR北海道の駅は絶対におススメですよ!
無人駅ばかりになってしまいましたが、
かつて鉄道輸送が繁盛していた時期に使われていた駅舎が
今でも数多く残ってますぜ☆
今日はその中から、かつて石炭産業で栄えた駅の訪問記。
根室本線・茂尻駅の訪問記です。
茂尻駅は大正7年に、石炭の積み出しを目的に開設された貨物駅で
大正15年に旅客の扱いが始まったそうですよ。
茂尻駅がユニークなのは駅舎が小高い丘陵の上にある点。
こちらの長い階段を上らなければ駅舎に入ることが出来ません。
旅客駅としてはとても不便な造りですけど、
今思うとこれって、貨物駅として開設された時代の
名残りなのかもしれませんね。
これだけの高さがあると駅舎から街が一望出来そうです。
ワクワクしながら眺めてみました。
イイ! この景色は絶対にイイ!!!
自分がここを訪れたのは10月のことでしたが、
今頃はきっと、この辺り一帯は雪で埋もれているのでしょうね。
上から見てたらミニスキーを楽しみたい気分になってきましたよ。
えっ、ミニスキーのこと知らないですと?
冬の定番アイテムでしょうよ。
長い階段を上り下りしながら駅舎の写真を撮ってたら、
ニャンコがアホを見る目で見てました。
駅舎が大好きなんだから放っといてください。
それでは駅舎のチェックを開始します。
ひと目見て「でかい!」と感じたこの駅舎、
貨物駅として開業した当時の大正7年に建てられたモノか?
それとも旅客営業をかいしした大正15年に造られたモノか?
はたまたそれ以降に建て替えされたモノかが気になりましたが、
それを示す建物財産票を見つけることは出来ませんでした。
駅舎正面にある車寄せがモルタル製なので
そんなに古いモノではないような気がしますが…。
茂尻駅の待合室はとにかく広い!
いや、ベンチが1脚も無いのでそのように感じたのかもしれませんね。
ところで茂尻駅のベンチはどこに行ってしまったのでしょう?
たぶん、有人駅時代の名残りかと思いますけど、
タンチョウの絵が飾られてましたよ。
タンチョウはこの辺り上空を飛来することがあるらしいですけど…
この絵が飾られてるのはそんな理由なのかしら?
それ以前に、この一角の廃れっぷりにゾクゾクきちゃいます。
有人駅時代の出札窓口が板で塞がれた状態で残ってますが、
ここに掲げられてた絵に注目!
昭和44年まで、駅の東側では雄別炭礦茂尻炭砿が操業しており、
その当時の様子を描いた絵画が飾られていたのでした。
下に石炭貨車と左側にズリ山、
それと奥には中層の炭鉱住宅が描かれてますよね。
茂尻駅から雄別炭礦茂尻炭砿まで貨物専用線が伸びていたとのこと。
雄別炭礦茂尻炭砿が閉山した後も
茂尻炭礦柏炭鉱向けに専用線は現役だったそうですが、
結局はこちらも昭和49年に閉山。
専用線も廃止されてしまったそうです。
ここでいつものように国土地理院サイトに掲載中の航空写真をチェック。
昭和40年に撮影された写真でしたよ。
炭鉱は駅からかなり離れた場所にあるかと思いましたら、
700メートルしか離れていなかったんですって。
西側には炭鉱住宅がビッチリと並んでるじゃないですか!
北海道の駅は、どこに行ってもこんな歴史があるから魅力的です。
これだから北海道旅行は止められないのですよねぇ。
待合室を見た後はホームに出てみました。
駅舎にはこんな駅名標が掲げられてましたよ。
「しり」の文字がお尻(グラフィック的に)っぽく見えるのですけど、
そんな風に感じてるのは自分だけかな?
駅の話題とは関係ありませんが、
お尻は締まってるよりも垂れ気味な方が好みでした。
茂尻駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造です。
跨線橋の上から構内を眺める。
構内の南側(画像の右側)に広い空地がありますけど、
雄別炭礦茂尻炭砿が現役だった頃は
ここから専用線が分岐していたそうですよ。
奥に見える人道橋は根室本線と
茂尻炭鉱まで伸びる専用線を跨いでいたモノ。
蒸気機関車が現役だった頃から設置されてたみたいですね。
この上から蒸気機関車の煤煙を浴びてみたかった…
最後は駅舎の写真で〆ます。
JR東日本の駅で、無人駅なのにこれだけ大きな駅舎が残る駅って
なかなか見れませんよね?
こんな駅があちらこちらにあるのだから北海道はすごい!
更に付近にあった炭鉱の歴史を知ってるだけで
駅巡りは数倍楽しくなりますので下調べはお忘れないように。
訪問駅リスト(JR線)
根室本線(滝川駅-新得駅)
↑(滝川駅方面)
東滝川駅(平成27年10月21日)
赤平駅(平成27年10月21日) 前編 ・後編
茂尻駅(平成27年10月21日)
平岸駅(平成27年10月21日)
芦別駅(平成27年10月21日)
上芦別駅(平成27年10月21日)
野花南駅(平成27年10月21日)
島ノ下駅(平成27年10月21日)
富良野駅
布部駅
山部駅
下金山駅(平成29年5月24日)
金山駅
東鹿越駅
幾寅駅
落合駅(平成29年5月24日)
↓(新得駅・根室駅方面)
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