皆さま、こんにちは!
こちらは11年前に書いたブログ記事を再編集したものです。
皆さまは仙石線が昭和19年に国有化される以前、
宮城電気鉄道の時代に新田駅が存在してたのをご存知ですか?
もちろん平成16年に開業したばかりの
小鶴新田駅とはまったくの別モノで、
昭和3年に開業した停留場でしたが
昭和18年、西側500メートル地点に苦竹駅が開業したことから
昭和19年に廃止されたのです。
場所は赤い印を付けたこの辺り。
不自然に残る三角の土地に新田駅があったのですよ。
宮城県内には東北本線に新田(にった)駅がありますけど、
仙石線の新田駅は国有化と同時に廃止されてますので、
同県の国鉄線に2つの新田駅が存在する事態は
避けられたみたいですね。
11年前にこのブログをUPした時は、
国土地理院のサイトを見ても
新田駅の様子がわかる航空写真は掲載されてませんでしたが、
久しぶりにチェックするとあるじゃないですか!
下は昭和27年撮影の写真ですけど、
ホームらしきものが見えませんかね?
廃止された新田駅のホームは、
戦後しばらくは放置され残されてたのだと思います。
宮城電気鉄道の新田駅について、
当時の様子を詳しく伝える写真や文献は見つけられませんでしたが、
今から8年前、仕事の縁で知り合えた
昔から新田地区で暮らす当時70歳過ぎのお客様から
新田駅の様子を伺えたのです。
大雑把なイラストで申し訳ありませんが、
駅前に堀があり、石橋の先に駅があったんですって。
ごめんなさい。
お客様が言ってた待合室、航空写真をよく見たらホームの手前じゃなくて
ホーム上にあったっぽいです。
こちらは現在の駅跡付近の様子ですが、
お堀は蓋が並ぶ用水路に変わってました。
上の写真をよ~く見ると
用水路の横にコンクリート製の基礎があるのに気づきます。
これって石橋の土台ではないでしょうかね?
こんなんだったらお客様に
もっともっと駅の様子を聞いておくべきでしたわ。
イラストにも描きましたが、
駅のすぐ近くに湯殿山の石碑が建ってました。
新田駅が現役の頃からある石碑でしたが、
平成23年に起きた東日本大震災で倒れてしまい、
現在は他所に移設されたとか。
写真は平成21年に撮影したモノですので
念のために言っておきます。
新田駅のホームがあった敷地は
仙石線が複線化される際に用地に充てられ
現在は形跡を見ることが出来ません。
ですが…仙石線の線路を取り囲む鉄柵に注目!
しかもレールは
新田駅が開業した昭和3年(1928年)に製造されたものです。
このレール、新田駅のホーム等々の
部材に使われていたモノではないでしょうかね?
その可能性は十分アリだと思うのですが。
仙石線(宮城電気鉄道)の新田駅以外にも、
ガソリンカーの停留場だった東北本線・行人塚駅、
三百人町駅、小田原東丁駅等々、
仙台市内には現存しない駅が数多くあります。
鮮明な航空写真が閲覧できるようになったので、
こちらもいつか探ってみますね。
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