①では
身体のケアでセラピーに行ったら
突然チャイルドワークが始まり
つい仏像になってしまった話を書きました。
こちら>>
その体験から
『傷つかない・傷つけない』について、
②セラピーを受ける方。
③対人支援を提供している方。
それぞれの立場に向けて書いています。
トラウマインフォームドケア(TIC)の話でもあります。
今回は②。
セラピーを受ける側(クライアント)の方、
自分がわるいと思いがち、
心や身体のケアに取り組んでいる方へ向けた記事です。
もし、療法中にセラピストやカウンセラー・
ヒーラー・コーチ・医師などに対して
違和感を感じたら、
あなたがヘンなのでも間違っているのでもない、
ということ。
言いにくい状況のときや立場のときもあること。
そんなときにどうすればいいのか。
などを書いています。
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私の体験は
「身体の施術で行ったら、
頼んでいないセラピーをされていやだった」
というものでした。
今回、何が一番の気づきになったかというと
「相手は悪気がなかったし、イヤな人でもなかった。
むしろ良い人だった。
でも、私の気持ちとしては、とてもイヤだった。」
という
“完全ワルモノ、完全イヤだったではない”
言いにくさ・わかりにくさにある傷つきがある。
ことが見えたことでした。
この
「自分的にはイヤだった。
けど相手は悪気があったわけではないし」
とか
「その場の空気をこわしたくない
(それまでは楽しく話していたし、
快適な施術の時間を過ごしてた)」
だから、言いたいことを言えなくなる。
イヤだな、と感じたことをなかったことにする。
これがどれだけ心の負担になるか、
ということです。
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実はこのようなこと、日ごろの人間関係の中でも
起こることではないでしょうか。
普通のやり取りの中でふと起こり。
決定的なワルモノがいるのでもなかった。
だからとじんわり感じた不快感や
自分の気持ちをどう消化していいか、
感情や感覚の行き場がなくなる。
などです。
今回は「良い人」「信頼できる施術者」でしたが
「親切にしてくれた人」「悪気なく、ふと放った一言」
などにも戸惑い、後から思い出してはモヤモヤ。
などを感じることがあるかもしれません。
「でも、考えすぎだ、自分が気にし過ぎなんだ」
などで気持ちにフタをする。
かもしれません。
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○人ではなく、構造と関係性をみてみよう
実は『この構造・状況』がトラウマティックなのです。
体験自体は深く傷つく出来事ではなかったかもしれません。
明らかに攻撃されたのではないかもしれません。
自分の考え過ぎなのかな、と自信がなくなるかもしれません。
相手のこともきらいではないかもしれません。
ですが
・自分の気持ちを表現できない
・言えずに我慢、遠慮、譲る、従う、などの状態が続く
・ささいなことだと思うし、ずっと続いているので
今さら人に言えなくなる
・気持ちのやり場がなくなる
・孤独になる
などはトラウマティックな状態ともいえるのです。
(ガスライティングなどもそのひとつです。
ガスライティング記事②>>)
繰り返しますが、その施術者さんも「良い人」でした。
一生懸命されているのもわかりましたし、
良かれ、と思ってしたことでしょう。
でも
「本人が望んでいないことを勝手にすること。
選択肢がないこと」
はバウンダリーを侵害していることです。
あなたは、あなたが感じた違和感や不快感を
大切にしていいのです。
とくに「施術やセラピー、治療を受ける」
という側にいるときには
自ずと相手に力がある状態になります。
(そこを自覚しておかないといけない
施術者側の話については③で)
だから、余計に自分の疑問や
違和感、不快などを言えなくなる。
となりやすいのです。
先日、私もそうしたように、その場の空気を
取り繕うこともするかもしれません。
(人によっては、そうした自分を後から責めて、
また苦しくなる)
でも、それはあなたが間違えたことをしたとか、
弱かったから、ではないのです。
人は社会的な生き物。そういう「対応」をして、
生き延びようとするのです。
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○状況のことをみてみよう
・横になっている
・場合によっては服を脱いでいる
・自分の心身をゆだねている
・困っていて、ほかに行き場がない
・疲れていて選択できない、考えられない
ときなども、同じように
NOと言えない、その場を離れられない、
という状態になりやすくなります。
このような自分が弱い立場にあるときに
STOPと言えない、NOと言わないのも当たり前ですよね。
☆繰り返しますが、あなた自身が弱いのではなく、
状況的に不利・弱いという立場ということです。
こういう意味で、トラウマは個人間でもあり、
社会が作るものでもある、と私は思っています。
こうした中で起こること自体が
トラウマティックなのです。
…だいぶアツく書いてしまいました![]()
だから。
こうして、状況について事前に知り。
対応できることがあれば用意し。
もし、イヤだな、という体験をしたときには
「自分が選んだから。NOと言わなかったから」と
自分のことを責めないでください。
先ほど書いた関係性上、直接に相手に言うのが
むずかしいこともあるでしょう。
そうしたときに。
自分を責めず。
そのとき本当は言いたかったことや
したかったことなどを、
心の中で言う。
信頼できる人に話す。
紙に書く。
身体を動かして「とりゃー!」など表現する。
など、よかったらしてみてください。
やり残し、言い残しを完了させます。
知ることで防げること。
そのあとケアできることがあります。
あなたが安全に、安心に心やからだのケアを
進められますように♩
「うーん、ちょっと考えますね〜」も、あり!
自分の心や身体に関すること。
選択肢はあなたにある![]()
③は支援者の立場として
気を付けておきたいことです。こちら>>
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