日本の介護を明るく幸せにする!

介護と育児の安心勇気づけトレーナー大場まさみです。

 

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【第1回】終末期ケアで“自分らしい看取り”を実現するために、まず考えるべきこと

「終末期ケア 自分らしい看取り」に関心がある方へ。

あなたは「本当に自分らしく死ねる」と言えますか?

そして、誰かの最期に寄り添う立場として、自分自身の“死生観”を語れるでしょうか。

この記事では、医療・介護の現場で感じる“寄り添いの難しさ”や、“共感”の本質、そして10分間の“臨死体験ワークショップ”から得られる衝撃的な学びをシリーズで紹介していきます。

まずは第1回として、「終末期ケアで自分らしい看取りを実現するには」というテーマからお届けします。

    「自分らしさ」とは何かを見つめ直す

    「自分らしい看取り」とは何かを考えるには、まず「自分らしさって何?」という問いに立ち返ることが大切です。

    性格や趣味、人生観や信条、大切にしてきた価値観——それらすべてが「自分らしさ」を形づくっていますよね。

    終末期になって初めて、「どう死にたいか」「どこで死にたいか」を考え始める方も多いですが、それは突き詰めれば「どう生きてきたか」を見つめ直すことと同義です。


    たとえば、「病院で点滴をつなぎながら延命されるより、自宅で家族と過ごしていたい」という希望は、単なる医療選択ではなく、“生き方の選択”でもあります。

    自分らしい看取りを語れる人ほど、日頃から「自分はどうありたいか」を意識して生きている人が多いんですよね。


    医療・介護の現場で見落とされがちなこと

    現場ではどうしても「やること」「守るべき手順」に追われがちで、患者本人の“物語”が抜け落ちてしまうことがあります。

    たとえば、「〇〇さんはがん末期で食事量が減っています」という情報だけでは、その人がどんな人生を送ってきて、今どう生きようとしているのかまでは見えません。

    食に対する思い、好きなもの嫌いなものはもちろん思い出のあるもの。

    病気の時に家族が用意してくれたもの。

    食にかける費用の感覚

    「食」だけでも沢山の視点があります。

    医療や介護の現場が多忙であることは事実ですが、「自分らしい看取り」を支えるには、マニュアルではなく、“その人らしさ”を感じ取る視点が求められます。


    「最期の選択」に関する誤解と現実

    「延命治療をしない=死を選ぶ」ではありませんし、「苦しまずに死にたい=治療を拒否する」でもありません。

    終末期における選択は、白か黒かではなく、“その人が望むグラデーションの中で最適な答えを探す”というプロセスです。

    しかし現実には、医療側の説明不足や、家族の感情的な反発などで、本人の意思が通らないケースも多々あります。

    グラデーションを寄り添って『聴く』のにはどうすればいいのでしょうか?


    本人と家族の意思がすれ違う理由

    「本人はもう治療を望んでいない」と言っても、家族が「もっと生きてほしい」と希望するケースはよくあります。

    この“すれ違い”は、どちらが正しい・間違っているという問題ではなく、それぞれの立場に「恐れ」や「後悔」があるからこそ起こることなんですよね。

    その「恐れ」や「後悔」に正面から向き合っていますか?

    尊厳を守るケアのために必要な対話

    尊厳ある看取りを支えるためには、単に「痛みを取る」だけでは不十分です。

    “その人らしく死ねる”ために必要なのは、「私はこう死にたい」と語れる空気と、「その気持ちを否定しない聞き手」なんですよね。

    ケアの本質って、「何をするか」よりも、「誰がどう聴くか」「誰がどう受けとめるか」にあると思います。

    私たち専門家が受け止めて、聴いてくれる環境下であれば、安心して人生の最期の時間を過ごせるのではないか?と思いACPの勉強会を開きます。

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    ▼次回予告

    次回【第2回】では、「現場で求められる“共感”とは?」について、感情移入との違いや“わかるつもり”の落とし穴についてお話します。

    お楽しみに!

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