注: メガネメイクではありません。
最近、目を大きく見せたいとき、昔からあるベーシックな方法とは違ったやり方、というより違った発想が出てきています。
最近のメイクを見ていて感じたものを、以前からあるいわゆる“デカ目メイク”と比較して二回に分けて説明していきます。
Oggi
まず目を大きく見せたいときは、たいてい上下アイシャドウ、マスカラ、アイラインという3枠は使い切ると思います。
ここで昔は、その3枠を濃くして目力メイク的にしっかりはっきり見せることが狙いでした。
アイホールまでのアイシャドウをグラデーションにして、マスカラとアイラインでしっかり補強して、ぎゅっと凝縮して奥行きを作るイメージです。
アイメイクエリアのイメージ①
対して最近のメイクはこういう感じで↓範囲が広がっているアイメイクをよく見かけます。
アイメイクに限らずなのですが、メイクというのは範囲が狭いと濃く、範囲が広くなれば薄く、が大前提です。
なので、①に比べれて範囲が広がる分、②はエリア内は薄いです。
アイメイクエリアのイメージ②
図にするとこれくらいなのですが↓目自体が顔全体の中で大した面積がないため、かなりの違いになります。
左①は上がアイホールまでと下まぶたちょこっと(+アイライン、マスカラ)
右②は眉までを含み、下まぶたもぎりぎりまでメイクしていきます(+アイライン、マスカラ)
向かって左① 右②
左の①が私たちがイメージする目の範囲ですが、②の範囲はいったいどこから導き出されたのでしょうか。
それは骸骨の目周りの骨の空洞部分(眼窩)なのです。
これもアイメイクに限らずですが、メイクは直接的には皮膚に施すものですが、そのガイドラインは常に骨にあります。
骨の凹凸を浮かび上がらせるのがメイクの一番の目的であり、映えの秘訣だともいえます。
骨基準であるからこそシェーディングが大事なのですね。
このエリア◯はざっくりと大きめのメガネのフレームをイメージするといいんじゃないかと思います。あくまで正確なエリアではなく、大まかなイメージです。
ここ(新メイクエリア)の骨は触るとすぐにわかります。
目そのものの輪郭の下のラインより空洞は大きいですし、目尻よりも空洞の方が大きいとわかります。
この空洞の上の部分に眉毛がありますよね。
KATEのキャッチコピー「眉までがアイメイク」というのはまさにこういう考え。
眉毛の近くまで薄く薄くアイシャドウをぼかして(注:アイホール過ぎたら薄くする)さらに眉毛は、アイシャドウと連動した色と質感にする必要があります。
そうしないと眉とアイシャドウが分断して独立してしまい、ひとつながりになりません。
このひとつながりの連動感がとっても大事です。
要は、眉まで含んで目の周りのエリアを広くとることで、薄くても目のフレームが広がったような錯覚を作っていくという考え方。
ぎゅっと凝縮した目力メイクから“ぼわ〜っと霧のように広がる”(境界を曖昧にすることで広がりを感じさせる)メイクに。
ちなみにこの空洞の内側両端は鼻のエリアです。
ここも細かいシェードを入れられるところで、鼻筋だけではなく、アイメイクと合わせると目の印象を補完してくれます。
空洞の下のラインのすぐ下はチークエリアであり、チークエリアの一番上はハイライトを効かせられるところでもあります。
こうして
眉から↓
アイメイク↓
チーク
とつなげていきます。
チークは最近は、上寄り横長が流行ってますが、この空洞下を横断してることになり、暗にアイメイクを支えてくれてるわけです。
全体の連動感、統一感ができて、目そのもののメイクには限界がありますが、眉からチークまででアイメイクをさりげなく支えた結果、目のエリアを自然に広げて見せれることになります。
放射状に拡大するイメージ
新色のEX13とEX14の色味がいい。この2つがあれば、基本どんなメイクにも対応可能。
アイシャドウ〜チークをつなげる意識が持てるパレット 淡く広くメイクするコンセプト
後半では実例で見ていきます。
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