学校教育

 

32. インクルーシブ教育(5点)

公約:学校はこどもの基盤を作っていくとても大切な場所です。すべての子が、安心して通い、最大限に学び成長することができるインクルーシブ教育を実現していきます。

 

進捗:

2期8年間のうち6年間を、教育を所管する文教委員会に所属して「インクルーシブ教育の推進」に邁進してきました。

 

私が都議になったばかりの2017年に策定された「東京都特別支援教育推進計画(第二期)・第一次実施計画」では、都の計画の中に「インクルーシブ教育」という言葉が1回も使用されていませんでした。(前文の世界の潮流などの説明では触れられているものの)

 

そして今年2025年に策定されたばかりの「東京都特別支援教育推進計画(第二期)第三次実施計画 」では、計画で30回以上は「インクルーシブ」という言葉が使われ、ひとつの項目として「インクルーシブな教育」が掲げられるにまで至りました。

 

また東京都の大きな教育の方向性を定める「東京都教育施策大綱」が2025年3月改訂され、なんとインクルーシブな教育が「特に重要で優先的に取り組む事項」の6つのうちの1つになりました。

 

 

8年前に都議会議員になったばかりの頃からすると、信じられないほど前進したと自分でも感激しています。

 

33. 通学路の安全確保を推進(4点)

公約:

安全確保対策を見直して、通学途中の事件・事故を確実に0。地域によってはスクールバスの導入を検討したり、警視庁による日常的な協力など、徹底してこども達の安全を確保します。

 

進捗:

2018年に滋賀県大津市で、保育園児の列に車が突っ込む事故が起きました。これを機に

東京都議会でも子どもの安全を守るための施策を進めました。

 

通学路・通園路の合同点検の実施
教育委員会、警察、道路管理者、地域住民などが連携し、通学路や通園路の危険箇所を特定するための合同点検が行われました。これにより、信号機の設置、ガードレールの設置、道路標示の改善など、具体的な安全対策が講じられました。

 

「ゾーン30」や「ゾーン30プラス」の導入
生活道路における車両の速度を時速30kmに制限する「ゾーン30」や、物理的な減速措置を加えた「ゾーン30プラス」の区域指定が進められました。これにより、歩行者優先の道路環境が整備されています。

 

 

保育園・幼稚園の散歩ルートの安全対策
保育園や幼稚園の散歩ルートも対象に含めた安全対策が進められました。散歩ルート上の危険箇所の点検や、保育士への安全教育の強化などが行われました。

 

通学路や放課後の居場所などの防犯カメラ設置補助

通学路や放課後に子どもがいる公園などでの見守りを強化するため、防犯カメラの設置の補助が進められました。

 

特別支援学校の児童生徒のスクールバス支援

都立特別支援学校の児童生徒にはスクールバスがあります。しかし8年前は医療的ケアがある児童生徒は、保護者が送迎をし、学校内での付き添いをしていました。保護者の付き添いなく通学できるように取り組みました。人工呼吸器の児童生徒も、保護者の付き添いなく登校できるようになりました。(まだ医療的ケアを学校へ引き継ぐための期間を短縮させたり、看護師の確保などで課題はある)

 

大きく前進しました。さらに児童生徒の安心安全の通学路の確保を進めます。

 

 

33. 不登校などを個別ケア(5点)

公約:

ソーシャルワーカーを配置し、学校と家庭が連携し、必要があれば民間からの協力も得て、個別に対応していくことができるシステムを構築していきます。

 

進捗:

不登校支援は文教委員会に所属し、力を入れて進めてきました。公約に掲げたソーシャルワーカーの配置を進めているほか、スクールカウンセラーの配置、チャレンジクラスの設置、バーチャルラーニングプラットフォームを設置、フリースクールへの支援など進めてきました。多様な学び方ができる教育を推進しています。

 

 

35. いじめ対策

公約:

いじめ防止に関する授業の実施支援と、いじめの被害等などのSOSを訴えることができる第三者機関を作ることで、総合的に対応できるシステムをつくります。

 

進捗:

いじめ防止は私が所属している都民ファーストの会東京都議団でも「重点政策」として進めてきています。

 

2024年度予算要望では、いじめに対してもスクールロイヤーやスクールソーシャルワーカー等の専門家を活用した対策を区市町村の学校ができるよう財政支援を訴えました。

 

(都民ファーストの会東京都議団2024年度予算要望より)

 

2025年度は、都立高校でのいじめをなくすようスクールロイヤーの活用による対策を求め、取り組みを進めています。

 

 

 

36.「朝食クラブ」と文房具支援(4点)

 

公約:

栄養ある食事が学ぶうえではとても重要です。必要なお子さんに朝食を提供します。また文房具の支援もしていきます。

 

進捗:

2019年に福岡市に朝食クラブを視察しに行きました。こちらの中学校では、スクールソーシャルワーカーの提案で、始業前に校内で朝食の提供を始めたところ、生徒らがとても落ち着いて授業にのぞめるようになったと伺いました。以前はかなり学校が荒れていたとのことでしたが、朝食提供を始めてからすっかり変わったのだそうです。お腹が空いていては勉強にも集中できませんし、気持ちもイライラします。

 

 

ぜひ東京でも進めたいと取り組んできました。都民ファーストの会では「小1の壁」対策として「朝の子供の居場所づくり」を提案し、今年度から予算化されました。

 

 

今後、さらに「朝食提供」ができる支援へと繋げていきたいと考えています。合わせて中学校での校内カフェも支援をできたらと考えています。

 

給食の無償化がされたことで、次に文房具や制服への支援も進めたいところです。(私が中学校時代に住んでいたイギリスでは、教科書はレンタルで、文房具は支給されていました)

 

37. グローバル人材の育成(5点)

 

公約:

世界で活躍できる人材を育てていきます。ITやプログラミング教育、理数系校での特色のある教育、外国人指導者を増やす、英語教員の海外留学支援、小中高一貫の個性ある学校の

設置、スポーツ特別強化校を指定、日本古来の武道・文化・伝承の普及促進などをしていきます。

 

進捗:

グローバルに活躍できる人材の育成は、東京都教育委員会が全力で進めている教育施策です。英語体験型施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」は都内2箇所に開設されました。英語の学習コンテンツが豊富な「TOKYO GLOBAL STUDIO」も開設されました。

 

 

また私が注目して質疑をしてきたのが「P-Tech」という事業です。都立工業高校で、民間と連携して本格的なプログラミングを学ぶことができるようになりました。

 

 

38.学校のバリアフリー化(5点)

 

公約:

学校の「段差」が、身体的なハンデがある子が他の生徒たちと一緒に学ぶ機会を奪ってはならなりません。学校がちがいを受け入れ、いかしていくことで、子どもたちが「ダイバーシティ/多様性のある社会」を学び、実現していくことでしょう。

 

 

進捗:

2018年の頃から小中学校のバリアフリー化に対して、東京都からの補助をしてほしい旨を要望してきました。(国の補助があるけど、東京都は補助していなかった)それが2024年度にバリアフリーの補助が立ち上がりました。まだ地域の小中学校はバリアがあるところが多いですが、補助金を創設したことがで、バリアフリー化を進めていきます。

 

 

    
文教委員会 予算質疑 2024年3月 
龍円の質疑
障害のある子供が地域の学校に通えるようにするためには、物理的な学校のバリアフリー、ユニバーサルデザイン化というのも重要です。(中略)東京都による経済的な支援について要望をさせていただいておりました。公立小中学校は、最近は地域の方々が利用する機会も増えていますし、災害時には避難所ともなります。多様な人が利用することができる施設としていく必要があります。公立小中学校のバリアフリー化について、東京都として、しっかりサポートと支援をしていくことが求められております。東京都教育委員会の取組と見解についてお伺いいたします。
 
地域教育支援部長の答弁
都教育委員会では、区市町村立小中学校において、エレベーターや自動ドア、スロープの整備等、施設のバリアフリー化が促進されるよう、今年度から、国の補助制度に加え、都の補助を行っており、引き続き区市町村の取組を支援してまいります。

 

39.ネット教育(5点)

進捗:

私の地元の渋谷では東京都に先行して1人1台のタブレット端末による教育を推進していましたことから、文教委員会でも質疑を続けてきました。コロナ禍で国のGIGAスクール構想が一気に進み、東京全域での1人1台タブレット端末による教育が進みました。

 

 

40. 外国籍や日本語を母語としない生徒のケア(4点)

 

進捗:

日本語を母語としない生徒のケアについて、文教委員会の中で質疑をしてきました。都立高校では春休みを活用して、いろんな都立高校に進学する日本語を母語としない生徒への日本語講座を実施するようになりました。このことで進学後も横のつながりが生まれています。

 

さらに私が提案させていただいているのが、「バーチャルラーニングプラットフォーム」を活用して、入学後も定期的にプラットフォームで日本語学習をレベル別に学べる制度の創設です。

 

 

41. 都立高校の不登校・中途退学等へ

対応するための自立支援チームの派遣(5点)

 

進捗:都立高校に通う様々なニーズのある生徒へ対応するために「チャレンジサポートプラン」が成立しました。文教委員会において質疑をしました。

 

 

都立高校向けの自立派遣チームの派遣は実現しました。

 

 

42. 不登校経験がある生徒等の

チャレンジスクールへの受け入れ強化(5点)

 

チャレンジスクールでは、不登校のある生徒も受け入れるようになりました。

 

 

43.放課後の空き教室などを活用した学びの場の提供(5点)

 

進捗:

東京都では放課後の空き教室などを活用した「学びの場」が提供されるようになりました。