ブログネタ:俳優は見た目で好きになる?演技?
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平凡な日常を送るサラリーマンがある夜、電車での帰途、駅からふと見上げた先には、別世界で棲息しているような、外のただ一点を溜息交じりで見つめている美しく若い女性が映っていた。
男は想像する。(・・・・・・あの虚ろな表情は、妻子ある男に捨てられでもしたのかな)
そして、次の瞬間、男は、もしかしたら・・・・・・。
そこには閉塞した現実から、文字通り弾んだステージへのステップが開けるのではないかという淡い期待と予感が男と共に、観客の気持ちをも巻き込んでよぎっていった。
そして、ほのかな恋心に似た衝動が芽生え、次々と華麗なる物語が展開していくのだが・・・・・・。
このデジャヴ(既視感覚)は映画「Shall We ダンス?」 監督は周防正行で、男は役所広司、女は草刈民代。
日本アカデミー賞受賞するなど社交ダンスブーム再来の火付け役ともなった作品。
そのきっかけとなる、車窓や駅のホーム、ロケ地が西武池袋線の江古田駅から眺めたこのワンショット。
という事に人々の間ではなっている。(多少経年変化有)
そして、ここからおもむろに解題の「俳優は見た目で好きになる?演技?」
という事になるのだが、そんなことは理屈で割り切れるものではない。
いったい好き嫌いに俳優の見た目とか演技とか区別して普遍的に続くものであろうか。
昨日の敵は今日の友、変化を楽しむのが俳優を楽しむ秘訣。
などといってはおこがましいが、やはり人間食べ過ぎたら飽きるということもあるようで、常に新鮮な方がおいしいがタイミングの妙ということもあるやも。
芸能で温故知新と云うと、伝統と時代に適した革新が芸風を高める。
芸能の能は室町時代の能楽「花伝書」、世阿弥の「風姿花伝」などが一般的に知られているが、それだけ古来より演能という芸に国民の関心があったという事にもなろう。
W.シェイクスピアの"All the world's a stage"「人生は舞台、男も女も役者の一人」 然り。
誰であろうと常に知っている範囲内でのお父さん役、お婆さん役を演じ続けるものである。
たとえば、新編成のグループに集められ、そこではスムーズに運ぶように、それぞれ自ら役どころをとらえて、ここではリーダー、二の線、三の線、或いはここはぐっと我慢。
というように業態を変えて生き残ろうとする人生の妙なる味も楽しめる。いや楽しんでください。
演じ方も人それぞれに味わい深い趣があるものである。
そして、演技力云々という事ですが、
たとえば上記の映画「Shall We ダンス?」の場合、ダンスの入門したての下手な演技とコンペに出る上手なダンスの演じ分け。
舞台のように、順撮りとは限らない。
その演技プランが完全にできているかも役を演ずる演技力という尺度で観られますね。
さて、いかがでしたか?みなさんの役、楽しんでいますか?
