新潟県魚沼市栃尾又温泉
TEL:(025)795-2211
自在館からしたの湯への入口は、何も表示されていなければ裏口かなにかのような佇まい・・・
ここでスリッパを脱いで、はだし、あるいは部屋に用意された靴下で進む。あ、ちなみに自在館の着衣は基本的には作務衣である。もちろん浴衣を選ぶことも出来るが、その際は仲居さんにお願いして持ってきてもらう。
話を戻す。この引戸の向こう側には、「ここより自在館です」と記されていて、他の宿からの客にわかるようになっている。。
またまた昨日の記事を覚えておられるだろうか(爆)
これは、薬師堂の下に見えた黒い屋根の廊下の中身である。階段をだんだんと降りながらしたの湯へと進んでいくのである。帰りが心配な向きもあろうが、いくつかの休憩用の椅子が用意されている。また、当時齢75歳脳梗塞の後遺症を左足に持ち心臓病の持病を持つ弁慶ペール(父)もなんとか生還したので、普通は問題ないと思われる。
霊泉したの湯についての説明書きも木の札に書かれている。
脱衣所はシンプル。他に飲泉所、洗面所、トイレである。
浴室は、右の源泉漕と左の加熱漕から構成されている。栃尾又温泉の入浴法は静かに長湯を楽しむことである。その間に、ラドンを呼吸により体内に取り込む。
読書をする人、鼾をかく人(これは危険だ)、神妙に入る人、やたらと動く人、弁慶ペール曰く、死んだように入っている人、多種多様であるが、神妙に入っている人がやや多数派である。
泉質は単純ラジウム温泉で35℃。浴槽内には、塩ビのパイプが張り巡らされていて、それには穴が開けられている。パイプの中には金属のパイプが配管されている。どうやらこの中を加熱した湯を流すことで、湯温の低下を防ぐようだ。だが触ってみても温かくはないので、今の時期は利用されていないようだ。たぶん気温の低い季節用だと思う。
湯温は始めは多少温かく感じるが、だんだん水のようになってくる。くしゃみすらでることもある。その為に加熱漕が用意されており、こちらで身体を暖める。
今回、弁慶は2時間入浴したのだが、加熱漕には入らないで、ひたすらこの源泉に入り続けた。湯に入った直後は少しだけあたたかく感じたが、だんだん身体が冷えてくる感覚、そして体感的にも湯が水のように感じてくる時間帯が続く。ちょうど1時間半たったころから、温かさが身体の中から発しているような感じになってきて、結局加熱漕には一切入ることがなかった。
温かさは入浴を終わってもしばらく続き、部屋に戻っても発汗が続いた。朝、目覚めると、枕カバーが水をこぼしたように、汗で濡れていた。
画像が暗くて申し訳ないが、浴室内の壁に掲げられた入浴の心得である。このような心得が掲げられた傍らで、まるで意に介さずに守らない人もいるものである。そんな姿を見ているといらいらして湯治にならないから、じっと無の境地を彷徨うように勤めるのであった。
ちなみに秘湯といえども秘湯といえるほど不便な場所はなかなかないのが現実で、この栃尾又だってなんのリスクも負わずにやってこられるのであるのだから、それはそれで仕方がない。そうなればセンサーを働かせて、危なそうな客をマークしてなるべく同席しないようにするしかない。
今回もマーク者あり。
うつろで撮影したご満悦のポーズは、なぜかぼやけている(^^)
さて、うえの湯についても若干説明をしておこう。
うえの湯は、もともとは日帰り用に作られた温泉施設である。現在、日帰りの営業は行っていない。外観は昨日の記事を参照のこと。
暖簾をくぐって施設に入ってくると、たいていそのまま、まっすぐ進んでしまい、浴室はどこなんだろうと迷う結果になるが、草履を脱いだらすぐ右で浴室の入口にたどりつける。画像の左がそれである。
日帰り施設だったゆえに、奥に進めば休憩室だった場所やら、階段やらといろいろあって、ますます迷うので注意。当然日帰り施設として、男女別の浴室があったわけなので、別の階にも浴室が存在する。これらを発見してしまうと、湯船に湯が張られていないので、ますます迷宮に迷いこんでしまうかもしれない。
脱衣所は、浴室手前の左右にあり、どちらも利用可能。
さて問題の浴室であるが、源泉漕、源泉寝湯、加熱漕の3漕とカランという構成である。タイル張りの普通の浴槽を想像していただければ、たぶん当たっている。気合をいれるまでもないので、撮影できなかった。
なぜか自在館のHPには画像がなかったので、神風館
のHPでご確認を(^^)
また貸切風呂については今回入浴しておりません。これらは30℃の2号泉を加熱賭け流し(うけづは寒い時期は循環)しています。一人旅で貸切も馬鹿げているし、1号泉をペース配分することなく十分楽しみたかったからです。










