以前、『2つの願い』『2つの願い②』でセンターの獣医師、職員、迷子札、マイクロチップなどのことを記事にしました。
その際、センターは様々な業務、事業があるのにも関わらず、殺処分に偏り過ぎてしまい配慮が足りませんでした。
改めてご紹介させてください。
センターというと、どんなイメージをお持ちですか?
私は二匹の猫の里親になるまでは、センター イコール 、言葉は悪いですが、動物を殺す…殺処分だけの施設だと思っていました。
※殺処分は安楽死ではありません。
二酸化炭素ガスで窒息させ、悶え苦しみながら殺されるのです。
しかし、駅前の広場でセンター主催の譲渡会を見かけ、足を止め、職員さんに話を聞く機会がありました。
飼育放棄で持ち込んだ方を説得し、今一度飼育するように促したり、新たな里親さんを探してもらったりもするそうです。
そしてもともと捕獲器はTNR(野良猫の繁殖制限)する為のものであり、中にはセンター持ち込み目的で使用する方もいるとか。
その場合、センターは引き取りを拒否することが義務付けられています。
また以前はブリーダー(繁殖業者)からの持ち込みを引き受けていましたが、現在は殺処分を減らすべく、新たに引き取りを拒否することができるようになりました。
すると業者はあの手この手を使い、一般の人を装って持ち込んだり、複数のセンターに数匹ずつ持ち込むことが問題になりました。
繁殖業者は独特の風貌、また純血種だけを持ち込む為、センターもすぐにピンとくるそう。
そんな時には、職員は直接ブリーダーのもとに足を運び、粘り強く指導を行います。
持ち帰ったパンフレットを見ると、殺処分だけではなく、不遇な動物を譲渡に繋げるべく葛藤しておられることを知り、少しだけ救われたことを覚えています。
以前コメントを下さった方のお姉さまがセンターで獣医師をされていることをお話しましたが、改めて二度目のコメントを補足させて頂きますね。
『確かに保健所やセンターの獣医師というと、生かすより殺すイメージが強くなってしまいますね。
姉も救いたくて獣医になったのに…』と悩んでいました。
でも行政に獣医がいるからこそ、公務として譲渡ができ、治療ができ、救われる命が必ずあるのですよね。
※さいたま市のパンフレットから
マナーに反した飼い主がいれば、公務で指導に出かけ、正しい知識を持ってもらい、動物の避妊去勢をしてもらったり、迷子の届け出方法を教えたり、捜索もします。
子どもや老人向けの触れ合い体験で、命についての教育もできます。
行政の行動だからこそ、信頼されやすく、保護動物に興味を持ち、譲渡に繋がることも少なくないのです。
それは知識と経験ある獣医師しかできないことなので、行政の獣医師の存在は意味が大きいと思います。
一方、救えない命があるのも確かです。
病気の仔猫は、譲渡対象から漏れやすく処分に回ることがあります。
そういう仔はルール上、行政の力では守れません。
私の姉は、そんな仔猫を個人的に引き取り、個人ボランティアとして譲渡もしています。
姉のポケットマネーなので負担はかかりますが、そういう風にしないと救えない命があるのは行政の問題点だと思います。
しかし、よく殺処分に対して行政が責められますが、それは公務の一角に過ぎません。
もちろん法律も未整備ですし、行政が至らない点は沢山あります。
しかし先ずは、至らない飼い主がおり、その尻拭いをしている点が多すぎるのです。
殺処分している行政が責められ、実際に持ち込みをした飼い主は、個人情報保護の名のもと、糾弾の球から守られているように思います。』
犬、猫を迎えようと思っている方がいらしたら、ブリーダー、ペットショップから命をお金で買うのではなく、動物愛護センター、ボランティア団体、個人ボランティアから迎えるという選択を! !
是非、行き場のない仔に手を差し伸べてあげてください。





