太郎兵衛です。
こんばんは。
ビールを呑みながら 寛いでいます。
文化祭体育祭が 始まる季節となりました。
今日は 昔話から…。
俺が 通っていた高校は 飛び出せ青春 これが青春だ!
大昔の 学園ドラマに出てくるような
そんな 高校に通っていました。
ガリ勉 不良 真面目なヤツ 面白いヤツ
足の不自由な 脳性麻痺の子もいました。
今日は ちょっとヤンチャだった ヤツの話を書きます。
仮にSにします。
Sは あまり勉強しない同級生で いつも 悪い仲間と
つるんでいました。
クラスで 席替えがあって…。
俺は Sの斜め後ろの 席になったときのことでした。
あまり 勉強をしないSが 英語だったか 数学だったかは
忘れましたが その1教科の時間だけは
仲間から 外れて 机に向かっていました。
ある時Sが 消しゴムを忘れ
周りの子に 消しゴムを貸してくれと 頼んでいました。
が Sに誰も消しゴムを貸すヤツは いませんでした。
Sは仕方なく シャープペンシルの 消しゴムで消していました。
いつものSなら さっさと 姿を消すところですが
好きな 教科なので 消えません。
S これ返さんでもええから 使ことけ。
ええんか。
ええよ 使ことけ。
助かった 有難う。
Sは 黒板の字を 急いで ノートに書いていた。
俺は Sが本当に好きな 教科なのだと思った。
休憩時間が来て…。
お前 俺の為に 自分の消し 半分に切ってくれたんか
すまん 有難う。
ええよ。
お前 俺のこと恐わないんか?
何で 恐いねん。
お前みたいなヤツは 俺みたいなんとは
話しなんかせーへんと思とった。
Sは 自分の言いたいことだけを言って
また 悪仲間の中へ入っていった。
この日から Sは…。
1教科だけだったが 自分が分からないときは
おい 教えてくれ これどう解くねん。
これは こうやって解くんや ノート見せたるから
すまん。
俺が 分からない時は Sに尋ねた。
太郎兵衛 これはこうや。
お互いが 分からないときは 一緒にもした。
ある時 お~い 太郎兵衛 今 学校の帰りかぁ~。
どこからともなく 原付にまたがった Sが現れた。
お前は 3時間目がすんだら さっさと 学校から消えたけど
普通は 今 学校が終わったところや。
それから…。
明日 ホームルームの時に 文化祭のことを決めるから
早退すんなよ。
お前も クラスの中の1人やからな。
Sが…。
俺等のクラスの学級委員って 誰や?
Aと俺じゃ。
お前やったんか 知らんかった。
お前やったら 残ったるわぁ~。
Sは 原付に乗って また 何処かに消えていった。
俺は 大きな声で 明日 学校に来いよぉ~。
お前も クラスの1人やからなぁ~。
お~ 心配すなぁ~
明日に続く…。