太郎兵衛です。
こんばんは。
ビールを呑みながら またまた 昔話しをば。
大昔 中学生だった頃…。
家庭教師のTさんが 住吉さんの お祭りに連れてって上げる
と言うことで 俺は 行くことにした。
Tさん21才 俺15才。
Tさんに 何着ていくのと 尋ねたところ 浴衣と言ったので
俺も 浴衣を着て お祭りに行くことにした。
お金を Tさんに出させては駄目よ と言うことで
親から 幾らかを金を貰って Tさんとの待ち合わせ場所
阿倍野の陸橋 近鉄百貨店の入口に 午後7時に行く
太郎兵衛君 お腹空かない?
2人ともお腹が空いていたので まずは腹ごしらえ
今でもあるのかなぁ~
アベ地下の中にある 古潭というラーメン屋に入って食べる。
お金は 俺が出します。
おばさんには 良くして貰ってるし 太郎兵衛君も真面目だし
とは 言っていませんでしたが Tさんが 出してくれた。
ちんちん電車に乗って 住吉まで 電車の中で何を話したかは
忘れたが 恐らく 中三だったし 進路のことだったと思う。
今の成績で 何処の高校に行くの?
教え方の悪い Tさんから 言われたくないね。
相変わらず 生意気な子。
わるかったな!
住吉さんに着いて 参拝して 境内をうろちょろ。
太郎兵衛君 お化け屋敷に入ろうよ。
入らへん。
恐いの?
好きに言え Tさんだけ入れ 俺は ここで待ってるから。
それでも 手を引っぱられ 無理矢理に お化け屋敷に
1人すたすた歩く T。
びびる 中三のあどけない 太郎兵衛。
いつの間にか 俺の視界からみえなくなった T。
お化け屋敷の中では 不覚にも
『あー』 などと 何度か悲鳴を上げながら
やっとのこと 出口に…。
ホッ。
その時です ひょっとこの面をかぶった人間が
俺の肩を…。
冷静に考えれば Tなんだけど。
その時は 考えられず…。
『あー』
太郎兵衛君という声は 聞こえていたような いなかったような
気が付いたら 1人 ちんちん電車に乗っていて
Tさんのことが気になり 引返そうとも思ったんだけれど
引返すのも 面倒になり そのまま家に帰宅。
帰宅すると 母ちゃんが Tさんから 電話があったよ。
脅かしてごめんなさい。
何かあったのかい?
いいや。
謝っているのなら それで良し。
Tさんは 決して 悪人ではなかったと思うのです。
お祭りの時も…。
ラーメン 電車賃 お化け屋敷の入場料を 出してくれたのに
俺は ど~も 好きになれずと言うのか 反抗期で
浴衣は 着ていったものの
今から思うと お互い…。
勉強よりも お祭りの方が良いと思ったのだと
色気も糞もない 悪態だらけの
大学生の家庭教との 夏の想い出でした。