太郎兵衛です。
こんにちは。
風は若干あるものの 蒸し暑い 土曜日です。
今日は 小さかった頃の話しを書きます。
我が家に 電話がやってきたのは…。
俺が 幼稚園に入園する年でした。
電話は ダイヤル式の黒電話の頃です。
我が家にも やっと電話が 明治生まれの 婆ちゃんが
大喜びしていたのを 今でも 覚えています。
しかしながら 電話を引いたその日から…。
多くの会社が 多くの一般家庭が プッシュホンになるまで
そして 我が家が 現在地に 引っ越しをするまでの32年間
間違い電話は 続いたのでした。
婆ちゃんの 葬儀の時にも この間違い電話は かかってきました。
仮称 枯れ葉食堂。
我が家の苗字 仮称 袋小路。
電話が けたたましく 黒電話から鳴る。
『袋小路です。』
『枯れ葉さんだっか ○○です。きつねうどん3杯たのんます。』
『袋小路です』
『間違えました すんません。』
また暫くして…。
『袋小路です』 と 言っているにも 関わらず
『枯れ葉さんだっか ○○です。 親子丼5杯たのんます。』
『うちは、枯れ葉ではなく 袋小路です。』
『間違えました すみません。』
と このように…。
1日に 最低でも2-3回 酷いときなど 5回以上
枯れ葉食堂への 間違い電話が 我が家にかかる。
昼は 11時から2時までの間 午後は5時から8時までの間
決まってこの時間にかかってくる。
定休日は 水曜日。
間違い電話の回数が グッと減ったので 定休日だと分かった。
それでも…。
『あ~かかった やってまっかぁ~。』
『袋小路です。』
『すんまへん。』
間違い電話の 常連さんもいて…。
『また ○○さんの声だ。 よく間違える人だなぁ~』
『○○さん 袋小路です。』
『また 間違えましたか すんまへん。』
『いいえいいえ。』
平日家にいるのは 明治生まれのお婆ちゃんで
胃癌で入院するまでは…。
家の家事はお婆ちゃんが仕切っていました。
今のように 電話にも子機やコードレスフォン
食卓テーブル ヒアルロン酸のような サプリメントの
ある時代ではありませんでした。
お婆ちゃんが 昼飯を食う時間の 間違い電話は
今にして思えば…。
立ったり座ったりと しんどかっただろうなぁ~。
婆ちゃんの 葬儀の時も かかってきた 電話。
また 枯れ葉かと言いながら 不謹慎ながらも 笑った記憶があります。
お婆ちゃん よう対応してたなぁ~。
お婆ちゃん 今日もかかってきたよ。
7月30日 間もなく お婆ちゃんの命日です。