観る余白があるから。
週イチ非常勤の私立高校。
いつものNHK『プロフェッショナル』。
数学教師、井本陽久さん。
過去記事でも。
今日が、3年生には、最後の授業。
さて、テーマをどうしようかと?
・・・うん、これだな。
最後に届けたいのは、「あるがまま」。
私たちが生きづらいのは。
何者かになろうとするから。
素の自分のままではいけないと。
「いい子」であるほど。
反省からの改善。
生徒に伝えたい。
ように見えて、自分。
いまの私にタイムリー。
その基準で観ると。
井本さんだなと。
東大合格者を量産。
神奈川鎌倉の栄光学園。
中高一貫の超進学校。
井本さん自身、OB。
東大工学部を経て、母校の数学教師に。
超進学校なのに。
なんと教科書は使わない。
井本さんが毎回、お題を。
生徒は、自分たちで考えて答えを。
しかーし。
井本さんは、正解を言わない。
散々考えるだけ考えさせて。
> 考えさせることが授業の目的。
教師が正解を出すことで。
生徒は、そこに縛られる。
なるほどね~。
自主性、創造性を養うのには、いいかも。
けど、受験、大丈夫?
なんと。
それで生徒の成績もいいのが、井本マジック。
考えに考えさせて。
地頭を鍛えまくる。
そのあまりにも型破りな教え方。
他校から視察が絶えない名物教師。
学べるのは、教員だけではない。
子どもだけでなく、部下にも。
「教え」の場に活かせるエッセンス。
書籍化も。
はい、こちら。
「いま、ここで輝く。」
おおたとしまさ エッセンシャル出版社
エピソードに、編集者の土屋敦(あつし)さんが。
井本さんとは、栄光学園の同級生。
土屋さんが訊く。
> どうやったら子どもたちを伸ばせるんだろ?
井本さんが笑う。
> 何言ってんだよ。伸ばさないよ。
えっ。
> 子どもたちは勝手に伸びるんだよ。
たしかに。
自分を振り返れば、そうかも。
誰かに教えられたこと。
素直に聴いて、今日の自分が?
・・・いや、違うよね。
きっかけには、なるかも。
けど、自分が納得したことしか身につかない。
土屋さん、食い下がる。
> じゃあ、子どものいいところを伸ばす?
井本さん、やっぱり笑う。
> 『いいところ』って誰が決めてるの?
あら。
> その時点で大人の価値観で
> 子どもを『評価』しているじゃん。
たしかに。
井本さんと一緒にいるうち。
土屋さん自身、気づかされる。
> 井本のすごいところは、
> 子どもたちだけではなくて、
> 僕たち大人のことも
> バシバシ承認してくれるところです。
ほー。
> 自分の存在をまるごと承認されてしまうと、
> 素の自分に戻れてしまうというか、
> 無防備になれるというか・・・・。
子どもだけではない。
その場がそうなる。
> 不思議なもので、
> 自分が無防備になると、
> 今度は僕たちも、
> 子どものちょっとした変化とか、
> 輝きとかがわかるようになってくるんです。
自分にもある。
けど、忘れていた。
そこを奮い起こしてくれるのかも。
子どもをどうにかしたくなるほど。
子どもを対象にしてしまう。
もちろん、そのやり方も。
陰あれば、陽あり。
自分を素にすることで。
何者かになろうとするメモリを解放。
容量が空き、スペースが生まれる。
そのスペースに相手の変化が入って来る。
観ようとするほど。
スペースがなくなる。
相手を理解する。
その前に。
私は、「わたし」だろうか?
なっていないだろうか?
「親」や「上司」や「先輩」に。
「あなた」は、「わたし」が観ます。
今日は、ここまで。
また、明日。
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