自己犠牲ではなく。
昨日の続きです。
アメリカ在住。
保育園経営者のAさん、
新年度を控え、
スタッフさんとの契約更新。
お互い、思いを伝え合えた翌日。
> そのスタッフから、
> 新たに条件が出されまして。
ほー。
> いい話し合いができただけに。
> 彼女の要望にも応えたかったのですが。
ですが?
> すぐには、OKと言えなかったんです。
悩ましいですね。
けど、本音を言い合えたからこそ、
スタッフさんも要望を伝えてくれたとも。
> ゆるんだ心が、また、ぎゅっと
> 固くなる自分がいました。
わかり合えたんじゃないか。
期待するほど、ショックですよね。
> けど、気づけました。
> ああ、いま彼女に相対しているなって。
さすが。
すぐに客観視。
> そのおかげで、中途半端に残っていた考えを
> 手放すことができました。
ほー、「考え」とは?
> ある程度の利益を私も得るという。
「契約」ですからね。
それでよろしいのでは?
> これは、与えられた機会なんだと。
> 私の利益も手放す決断をした時に
> やっと彼女の立場になれて。
> そりゃ、そうだよなと、
> 心から共感できて、
> 気がついたら、謝りのメールを送ってました。
藤井フミヤもびっくりの「素直にI’m sorry」。
自分のメリットを握り締めている時、
「自分」から離れられない。
「自分」から観た相手。
相対したままに。
覚悟を決め、
「自分」から離れられた時、
初めて「相手」の立場に。
相対から、絶対。
あなたもわたし。
主語がない世界に。
> これまで、
> 「みんな私について来てよー」
> と思っていたんです。
トップですから。
それでいいとも。
> 今回の話し合いをきっかけに、
> 違う観方をできるようになりました。
違う観方?
> そもそも私の趣味で始めたような仕事に
> ここまで付き合ってくれる人がいるだけで
> ありがたいと思っちゃいました。
「思った」というより
「こみあげて」来たのかもね。
> 視点が180度変わって、
> 「そもそも」にたどりつけるなんて。
> そんなふうに思える自分がいることに
> すごいなと、びっくりです。
そんな自分がいるなんて。
嬉しいけど、ビビりますね。
ピピッときたのが、こちら。
「〇〇様との対話 相談シリーズ 第2巻」
ハヤシ ムネヒロ Kindle電子書籍
> 誰かのために何かすると、
> 無意識に見返りを求めてしまいます。
> 自己犠牲も見返りを求めることもなく、
> 己に集中し、結果的に人の役に立つ。
Aさんが「そもそも」に立ち返られたのも、
自分に集中できたから。
「そもそも」とは、自分の内から湧いてくるもの。
理屈抜きで「わたし」を動かすエネルギー。
いま、世の中ではこんなことで困っている人が多いから、
こんなサービスを提供すれば、喜んでもらえるし、
ビジネスとしても成り立つんじゃないか。
アタマで考えたことは、エネルギーが弱い。
自分がついていけない。
スタッフさんとの契約を機に。
「そもそも」に立ち返られたAさん。
そこは、エネルギーが湧き出る場所でも。
> そもそも私の趣味で始めたような仕事に
> ここまで付き合ってくれる人がいるだけで
> ありがたいと思っちゃいました。
感謝とは、感覚。
「する」ものではなく、「なる」もの。
エネルギーが満ち、循環している時のみ、
内から湧きあがる。
自分でしようと思って、できるものではない。
「感謝します」は、アタマだけ。
身体感覚を伴わないので、エネルギーがない。
当然、相手にも伝わらないし。
自分の心も動かない。
事態が停滞する時、
必ず複雑な思考がつきまとう。
身も心も。
気が滞る。
エネルギーが流れる時は、シンプル。
「そもそも」に立ち返るチャンスかも。
さて、あなたの「そもそも」は?
今日は、ここまで。