自分に言い聞かせてるから。
Oさんとのオンラインミーティング。
「ちょっと訊いてもいいですか?」
はいはい、どうぞ。
「母のお友達なんですが。」
ですが?
「いつも同じ口グセが。」
ほー、どんな?
「『私は勝手気ままに生きてきたから』って。」
それが気になるんですか?
「そのOさんは、母のママ友で。」
「娘さんと私が同級生で。」
「子どもの頃から、よく知ってます。」
ふむふむ。
「けど、思えないんですよね。」
「勝手気まま」とは?
「ええ、共働きで家事育児。」
「休日には、地域活動も熱心に。」
「母親業をしっかり努め果たされて。」
実態と違うやんと?
「もう30年以上聞いてるんです。」
ほー、30年。
「で、訊くたびに心の中でツッコミを。」
「勝手気まま」じゃないよねと?
「はい、気になるのは私自身だとはわかってるんですが。」
そこは、さすが。
「しかも・・・。」
しかも?
「一致してないんです。」
一致してない?
「『勝手気まま』と言いながら。」
ながら?
「眉間にシワが寄ってたり。」
あら。
「表情と言葉がズレてるんです。」
なるほど。
表情と言葉が一致しませんか。
「そこが一番気になるのかも。」
ご自分を客観視されてるじゃないですか。
「これって、どう観じます?」
これね~。
私も言ってたなあ~。
いまも言ってるかも。
気づかないうちに。
あなたの周りにもいないだろうか?
「ありがたい」と言いながら。
ありがたそうな顔をしていない人が。
ピピッときたのが、こちら。
「『私』という夢から覚めて、わたしを生きる」
中野真作 青山ライフ出版
> 何かが言葉で強調されるのは、
> 本当はそうでないのに、
> 自分でそう思い込もうとしているときです。
ほんとに勝手気ままに生きている人は、
「私は勝手気ままに生きている」とは言わない。
この時、必ずズレがある。
アタマとカラダの。
カラダは、どこかが収縮。
筋肉が緊張して強張る。
ちょっと苦しい。
けど、アタマで言い聞かせる。
いや、これこそ、勝手気ままな生き方だと。
この時、口にすることで、意識を相手に。
自分には、意識を向けない。
カラダに意識を向けるとムリ。
バレてしまう。
「勝手気まま」でないことが。
Oさんが気になられてるのも、そこでは?
「あっ、ああ、そうかも。」
「心にフタをして、相手に強気に振る舞う。」
「実は、私もやってるんですよね。」
あら、Oさんも?
だから、気になるんですよ。
「見せられてるんですね、私自身を。」
気になる相手は、すべてそうです。
「けど、スッキリしました。」
「ありがとうございます。」
いえいえ。
私にも、流れ弾、飛んできてますから。
カラダとアタマ。
一致しないと、違和感が。
自分だけでなく、相手にも。
相手の反応が気になったら。
それ、自分自身を観じるきっかけかも。
今日は、ここまで。