日本上陸以来、ずっと。
Yさんから頂いたメッセージ。
> エネルギーが乗った言葉って
> 本当にあるんだなぁ
考えた言葉は、弱い。
感じた言葉は、強い。
心が動いたエネルギー。
言葉に乗る。
先日の記事でも。
弱い言葉、私も使う。
(ああ、無難で力のない言葉だなあ~。)
(なぜ、こんな言葉、使っちゃったんだろ。)
(1ミリも心が動かないじゃないか。)
ため息をつきたくなる。
けど、強い言葉が出てくることも。
会場がシーンと鎮まる。
視線が私に集まる。
他に何もない。
ただ言葉だけが響く。
あの一体感は、快感。
強い言葉と弱い言葉。
この差って?
ピピッときたのが、こちら。
「コンセプトの教科書」
細田高広 ダイヤモンド社
> 常識や絶対善をコンセプトにしたくなるのは、
> あなたが誰からも嫌われたくないと考えるからです。
常識や正義は、批判されない。
けど、わざわざ聞きたくない。
絶対安全な場所からモノを言われても。
誰のココロにも届かない。
> きちんと誰かに愛されるためには、
> ときに嫌われる覚悟を持つ必要があります。
「誰か」
を明確にするとは、
「誰か以外」
も明確になる。
引用した著書は、ビジネス書。
実際の企業活動では?
> 誰のために存在するのかを決めるのと同時に、
> 誰が対象外なのかを明確にしています。
例えば、スターバックス。
コンセプトは、「第3の場(サードプレイス)」。
コーヒーは、その手段。
家でも、職場でもない。
役割を負わなくてもいい素の自分で寛げる空間。
これこそ、企業理念。
コンセプトが明確だから。
構成要素は、ブレずに決まる。
寛げる空間を求めているのは、
いま、寛げていない人。
立地は、ストレス度の高い街。
実際、そうでしょ。
テーブルや椅子にもこだわる。
長時間寛げる調度品。
音楽も会話や作業を邪魔しないBGM。
接客もフレンドリー。
しかし、馴れ馴れしくも、よそよそしくもしない。
初めての人にも、
常連さんにも、
心地よく過ごせる距離感。
価格は安くない。
けど、価格では競争しない。
空間と商品の価値を最大化。
安さ重視なら、ドトールにどうぞ。
で、コーヒーの香りを感じてもらうため、
たばこは厳禁。
日本上陸は、1996年。
まだ喫煙者が多かった時代。
けど、当初から完全禁煙。
喫煙者は、来なくていいと。
> 誰が対象外なのかを明確にしています。
ホントにね。
低価格派や喫煙者には、愛されない。
「なんでこんなに高いんだよ。」
「吸えないって、どういうこと?」
むしろ嫌われる。
けど、
「誰からも愛されたい」
は、
「誰からも愛されない」
相手に届ける言葉。
メッセージがない。
自分が何者か語っていない。
顔が見えない相手。
愛しようがない。
説明する言葉とは、
「何を」「どのように」
WhatとHow。
ビジネスの常識。
たしかに、わかりやすい。
けど、理解はできても、共感はしにくい。
「ああ、そういうことね。」で終わりがち。
> すべてを決めるのは
> 「なぜ存在するのか」
> という問いに対する答えなのです。
「なぜ」それをするのか?
Whyこそが、強さ。
ブレない芯を生む。
「第3の場を提供する」
これがスタバの存在理由。
だからこそ、迷わない。
価格も、禁煙も。
問いかけよう。
「なぜ、いま、私はこれを?」
言葉に強さを。
今日は、これまで。
また、明日。
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