うつ病は「心が弱いから」ではありません | メディカル呼吸協会(メディカル呼吸®︎)山本理恵

メディカル呼吸協会(メディカル呼吸®︎)山本理恵

癒しの女神看護師25年/メディカル呼吸®開発者。パニック・不眠に届くセルフケア講座と、子育てママの癒しの声レッスン主宰♪

山本理恵です。


【うつ病は「心が弱いから」ではありません】とても興味深い研究があります。東京慈恵会医科大学の研究グループが、多くの人が幼少期に感染し、その後体内に潜伏する

「ヒトヘルペスウイルス6B(HHV-6B)」が持つSITH-1という遺伝子・タンパク質とうつ病との関連を報告しています。


もちろん、

「ウイルスがある=うつ病になる」

という単純な話ではありません。


うつ病は、

ストレス、脳や神経の働き、遺伝的要因、

環境、身体状態など、

さまざまな要因が複雑に関係して

起こると考えられています。


でも、この研究を知って

改めて伝えたいと思ったことがあります。


「心の不調を、心だけの問題に

しなくていい」ということ。


私は精神科・心療内科の経験のある

看護師として、

そしてメディカル呼吸®︎を伝える立場として、


心と身体を切り離して考えないことを

とても大切にしています。


不安が強いとき、

肩や首に力が入り、

呼吸が速くなったり浅くなったりする。


反対に身体の緊張や呼吸の変化が、

「なんだか落ち着かない」

「怖い」

「しんどい」

という感覚につながることもあります。

 


だからメディカル呼吸®︎では、

「頑張って気持ちを切り替えよう」

「もっと前向きになろう」


と心だけを変えようとするのではなく、

まず身体で何が起きているのかを

見ていきます。


呼吸は、そのためのひとつの入り口です。


そして大切なのは、

呼吸法がうつ病を「治す」と

考えることでもありません。


必要な医療や治療につながることを

大切にしながら、

自分の身体の状態に気づき、

少しでも安心できる時間を増やしていく。


それが、

私たちメディカル呼吸®︎アドバイザーが

できることのひとつだと考えています。

 


心がしんどいときほど、

「私が弱いから」と

自分を責めないでほしい。


心の不調の背景には、

私たちが思っている以上に

さまざまな身体の仕組みが

関わっています。

 


心と身体、そして呼吸。

全部をつなげて人を見る。


これからも、

そんな視点を伝えていきたいと思います。 

 

メディカル呼吸協会

理事長 山本理恵

 


※本投稿は、うつ病の原因をHHV-6Bだけに求めるものではありません。また、メディカル呼吸®︎は医療行為やうつ病の治療を代替するものではありません。


https://www.carenet.com/news/general/carenet/50201