先日、時間が空いたときにふと思い立ち、
北海道立近代美術館で開催中の
ミュシャ展~パリの夢 モラヴィアの祈り~を見に行ってきました。
http://www.stv.ne.jp/event/mucha/index.html
19世紀末を代表する画家であり
アール・ヌーヴォー様式の巨匠のひとりとして
日本でも幅広い人気を誇るアルフォンス・ミュシャ。
<公式ホームページより>
ミュシャが手がけたポスターのほか
彼のデザインによる商品パッケージや宝飾品
写真や彼がコレクションしていた民族衣装なども展示されています。
札幌では25年ぶりの展示なんだとか。
わたしはあんまりミュシャについてはよく知らないのですが
会場内前半の代表的なポスター、
ふくよかな女性の姿と、背景の花と植物をモチーフとした模様の
美しさにはため息。
今でいうと、絵が超うまい漫画家の
カラーポスターやイラスト集をめでるような感覚なのかな。
たとえばバクマンやデスノート、ヒカルの碁の小畑健とか。
・・・もしかして、今でいう「萌えイラスト」?!
いやいや、それは言い過ぎでしょうけど、
でも確かに、ミュシャの出現によって絵が大衆化した、
たくさんの人に芸術が身近なものになったようなことを
展示の中のどこかで見たような気がするなあ・・・
4つで1つの宝石シリーズや四季シリーズ、
ダンス、絵画、詩、音楽を表現した芸術シリーズが
わかりやすく美しく好みでした。
色使いも素敵だし、習作に見られる線の細やかさもまたいい~!
月や星をモチーフにした作品も。
ミュシャがデザインしたお菓子(だったかな)の缶や
香水セットの展示もあり、興味深かったです。
後半になると様相ががらりと変わり、
フリーメーソンに入って精神世界に向き合った作品だとか
死者や死神など、重苦しいトーンの作品などが並びます。
1900年代に入り、
ミュシャはオーストリア=ハンガリー帝国の植民地となっていた
祖国チェコの状況を知り
その後祖国に帰国しスラヴ叙事詩のシリーズを制作しながら
スラヴ民族としてのアイデンティティ、民族愛を高めていくわけです。
その制作のきっかけとなったのは、
「モルダウ」で有名な、スメタナの「わが祖国」だったとか。おお~!
このへん、時間がなくなって駆け足になってしまったのがちょっと残念。
そんな作品の中で、晩年結婚した妻、そして生まれた子どもたちの肖像画は
やわらかな表情で、家族への愛が伝わってくるようで。
あまり前情報を入れずに、ふらっと行ったミュシャ展でしたが
心満たされた午後のひとときでした。
☆ミュシャ展☆
6月15日まで
9:30~17:00
月曜休館(5月5日は開館し、7日が休み)
一般1300円/高大生900円/小中生600円
※STVの公式ホームページからクーポンを印刷して持っていくと100円引きになります
また、大通ビッセで関連イベントを展開中で
1階のビッセスイーツではコラボスイーツが登場、
購入すると割引券がもらえるほか
展覧会の半券を持っていくと、対象店で特典がもらえるそう!
http://www.stv.ne.jp/event/mucha/bisse/index.html
