どきっとした詩 | 声と波動の取説!グッドバイブスに、本領発揮の人生を!

声と波動の取説!グッドバイブスに、本領発揮の人生を!

『グッドバイブスに、本領発揮の人生を!』

友人の日記で紹介されていた茨木のりこさんの詩です。

*****************************

『こどもたち』

 こどもたちの視るものはいつも断片
 それだけではなんの意味もなさない断片
 たとえ視られても
 おとなたちは安心している
 なんにもわかりはしないさ あれだけじゃ

 しかし
 それら一つ一つとの出会いは
 すばらしく新鮮なので
 こどもたちは永く記憶にとどめている
 よろこびであったもの 驚いたもの
 神秘なもの 醜いものなどを
 
 青春が嵐のようにどっと襲ってくると
 こどもたちはなぎ倒されながら
 ふいにすべての記憶を紡ぎはじめる
 かれらはかれらのゴブラン織を織りはじめる

 その時に 
 父や母 教師や祖国などが
 海蛇や毒草 こわれた甕 ゆがんだ顔の
 イメージで ちいさくかたどられるとしたら
 それはやはり哀しいことではないか

 おとなたちにとって
 ゆめゆめ油断のならないのは
 なによりもまず まわりを走るこどもたち
 今はお菓子ばかりねらいにかかっている
 この栗鼠どもなのである

*****************************

読んでいてどきっとしました。

私はどれくらい思ってきただろう。
まだ分からないから大丈夫。
まだ分からないだろうからもっと大きくなってでいっか。
まだ分からないからこれくらい平気。

でも本当は、違うんだろうな。


今日は広々とした公園で、友人親子と過ごしました。
ちびすけ、友人の子きーちゃんと走り回り、ボールを追いかけ、滑り台をすべり、ままごとをしました。
ほんっと楽しかったー。
ばばしゃんがこどもと一緒に遊ぶから私も一人でシートに転がっとくのは寂しいし、もちろん参戦。
完全防寒のちび姫抱っこして滑り台をすべり、へろへろになるまで遊びました。
ばばしゃん家と一緒に遊ぶと、いつもきーちゃんはちびすけままも一緒に遊ぼうって言うし、ちびすけも、きーちゃんまま一緒に遊ぼうって言う感じ。
こんなの贅沢だねって言いながら童心に返った一日でした。
こういう日もいいね。こういう遊び方もいいね。
また行きたいです。

そうそう、茨木さんの詩の中で時々読み返したいものも一つ書いておきます。

*******************************

『自分の感受性くらい』

 ぱさぱさに乾いてゆく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて

 気難しくなってきたのを
 友人のせいにはするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか

 苛立つのを
 近親のせいにはするな
 なにもかも下手だったのはわたくし

 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにはするな
 そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

 駄目なことの一切を
 時代のせいにはするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ

*******************************

今のすべては、自分の、自分で行った選択で成り立っている。
そしてこれからのすべても。
これは忘れてはいけないこと。
すごい詩だなぁと思います。