“死んだら生きれない”から始まる、生きるを寿ぐ物語。
応援の循環チアフルエンサー・こうさかゆうあです。
Instagram・TikTokなどで
14年前の「波乱万丈劇場」をショート動画でご紹介しています。
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書くことが、生きることやった。
そう気づくまでに、
何年もかかった。
幼いころ、
ドラマで恋人に手紙を書くシーンにあこがれて、
字を覚えた。
小学一年生のとき、
絵日記だけ10日分、毎日書いて、
8月の思い出を書く場所がなくなった。
気づけば“超長編の冒険小説”を書いてた。
でも担任には「だらだらしてる」と言われて、泣いた。
鍵付き日記帳のベルトを切られてまで、
親に読まれても、書くのをやめられなかった。
嘘の日記まで書いて、
本音を守った。
保育士の仕事はあんまり好きやなかったけど、
お昼寝の間に、
子どもたちの一コマをお帳面に書く時間は好きやった。
紙の上が、
ずっとわたしの世界やった。
ただ、書くことが好きやった。
うまく話せへんことも、
文字にすれば呼吸できた。
でもいろんな挫折を経て、
その“好き”さえも、
なかったことにしてきた。
それでも書くことだけは、
どうしても手放せへんかった。
だってあの頃からずっと、
白い紙の上だけが、
わたしの世界やったから。
わたしが言葉にしてたのは「わたし」やったけど、
ほんまは、
昔のわたしみたいに迷ってる誰かに届いてほしかったんやと思う。
風に乗って、
その人にいちばんやさしい形で届きますように。
それはもう“語り”やなくて、
静かに祈るみたいに書くことになってた。
人に読まれることが怖かったときもある。
「自分語りや」って言われるんじゃないかと
思っていたこともある。
でもいまは思う。
自分のことが誰かの光になるなら、
それはもう“語り”やなくて“シェア”やねんと。
きっと、誰よりも自分が一番それを信じるために、
今日も書いている。