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昨年の今ごろは
旦那さんのお墓参りへ行っていたようなんですが
年々暑さがつらいです。
 

大阪の山の中。

昨年もやっぱり暑い日で、墓地へ続く道を歩きながら、
天国へ続く道みたいだと思いました。


暑さで意識が遠くなりそうな「天国へ……」だったので、あまり洒落にはなりませんが。
 

夫が亡くなってから、15年になります。
ちょっと知らない方のためにちょこっと話しますが

当時の私は、26年勤めた職場を退職したばかり。
 

その一週間後、夫が突然亡くなりました。

葬儀の準備をしている間に、悲しんでいる間もなく、
借金や女性の存在や、知らなかったことが次々に出てきました。


亡くなった人には問いただすこともぶんなぐることもできません。


葬儀が終わっても次々とでてくる難題に
悲しくて、悔しくて、腹が立って、

死んでるのに、「もう一回死んで。」

・・・と叫んだのでした。

どうしようもなくて
ええとこなんもないやこいつ。

と恨みと怒りに苛まれていたけど
旦那さんのたったひとつの功績「仕事」が認められて
労災のおかげで私は窮地を救われました。
 

ずっと感謝できたわけではありません。

すぐに許せたわけでもありません。


「あの経験があったから今がある」と、きれいにまとめられるようになるまでには、長い時間がかかりました。


今も、起きたことを「よかった」とは思っていません。

傷つけられたことまで、なかったことにはできません。


けれど、お墓の前に立つとなぜか
「ありがとう」が浮かぶんです。
 

夫のしたことに感謝しているのではありません。

あの出来事のあとも、生きることをやめなかった自分。

借金を返しながら、毎日をつないだ自分。

悲しくても、恨んでいても、ごはんを食べ、人に会い、
そしてそのときそのときの思いを発信してきた自分。



その時間が今の私につながっていることに、感謝していました。


つらい経験をすると、

「いつか感謝できるようになります。」

「許したら楽になります。」

そんな言葉を聞くことがあります。


でも、私は急いで感謝しなくてよかったと思っています。

許せないときは、許せないままでよかった。

腹が立つときは、腹を立てていてよかった。


その感情があるっていうことが、
私がまだ痛いほど生きていた証拠だったからです。


無理にきれいな物語にしなくても、生きているうちに見え方が変わることがあります。



十五年たった今、私は夫のついた嘘について考えることがあります。

きっと本人も、生きづらかったのだろうな。
 

同情しているわけではありません。

だからこそ私は、できるだけ正直に生きたいと思うんですよね。

 

過去を語ることも、誰かを責め続けるためではありません。

人は、こんなことがあっても生きていける。

恨んだままでも、立ち上がる日は来る。

許せなくても、ごはんがおいしいと思える日は来る。

そんなわたしのこと。

今を生きている私の言葉でこれからも残していこうと思います。





 

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文章を書いていると、つい
「何人に読まれたか」が気になります。


閲覧数。

開封率。

いいねの数。

数字で見えるものは、わかりやすいから。


けれど昨年の、メルマガの読者登録を誤って全部消してしまった案件のあと、別のことを考えるようになりました。



もう一度登録してくださった方がいました。

「大変やったね」と声をかけてくださる方がいました。
なんとかしようと実際動いてくださった方。
 何も言わず、また読みに来てくださった方もいました。 


相馬さんはわたしのような人が出ないように、システムを変更してくださったと聞いています。


沢山の人に「しなくてもいい二度手間」をかけさせてしまい、しばし硬直したわたしですが。
 

そのときね。

読んでもらうということは、その人の命の時間を少し受け取ることなんだと思ったんです。
おおげさじゃなく、ほんとうに。

 

文章を開く。

画面をスクロールする。

少し立ち止まって読む。

一文を心に残して、また自分の暮らしへ戻っていく。


短い記事だったとしても、そこには確かにその人の時間があります。


私は毎日のように文章を書くだけの人ではあるけど
 

でも読む人にとっては、その一本に数分、長ければもっと長い時間を使ってくださっています。

 

役に立つことを書かなければ。

感動させなければ。

そうやって力を入れすぎると、かえって自分の言葉ではなくなってしまうんだけど、その過程さえうけとってくれている人がこのメルマガの向こうにいる。

それだけはいつも、心に留めています。
 

私にできるのは、その日に見たものや、心が動いたことを、自分の言葉で書くこと。


庭を見ながら「まだできていない」と自分を評価していたこと。

夏のバスの中で、知らないうちに身体が弱っていたこと。

宮津の駅前に、四十年ハムを作り続けてきた人をお知らせしてること。


そんな一見小さな出来事の中に、その日の私は確かに生きています。


その文章を誰かが読みに来てくださる。

書く人と読む人が、直接会わなくても、同じ言葉の前で少しだけ時間を重ねる。

それは当たり前ではないと思うのです。



今日もここまで読んでくださって、ありがとうございます。



 

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昨日も帰ったらすぐ寝てしまって

今朝は起きれなかったです。

大阪にいたときもだいすきだった温泉に
久しぶりに行ってきたのがしあわせ。

温泉好きすぎます(笑)

というわけでこんな時間にメルマガお届けいたします。

なんと一年前だったこの事件

 

全部なくなった日に、残っていたもの

忘れもしない。

……いや、忘れてたけどな(笑)。


昨年の7月23日。

メルマガを200日続けた、
まるでその記念日のような日に、



私はうっかり操作を間違えて、
メルマガの読者登録を全部削除してしまいました。



積み重ねてきた数百名の読者さまが、
一瞬でゼロになりました。

 

しかし。

 

驚きすぎると、人は案外静かになるものです。

何が起こったのかを理解するまで、
少し時間がかかっただけかもしれませんが。


そして私は、登録してくださっていた方へ連絡しました。

「もう一度、登録してもらえませんか」


メルマガの登録者を全部消したのに、
なんでその人たちへ連絡できるねん。

そう思われるかもしれません。

 

一度登録してくださった方のお名前やメールアドレスは、
顧客名簿として残っていたのです。

 

すでに配信をやめていた方にも届いてしまうため、

「もう読んでいないのに、すみません」

と思いながら、お願いのメールを送りました。


自分の失敗でお手間を取らせるのですから、
言いにくくないわけがありません。

 

ただ、昔の私と少し違ったのは、
ここでテンパるだけでは終わらなかったことです。

 

やらかすことが増えたのは、
それだけ新しいことに挑戦しているからかもしれない。

 

そして、やらかしたあとに、

「では、今できることは何だろう」

と、いくつかの方法を思い浮かべられるようにもなっていました。

 

こうして始まった、
登録者ゼロ人からの復活劇。

 

一人、また一人と、
もう一度戻ってきてくださいました。

 

仲間もSNSやメルマガで、
再登録のお知らせをしてくれました。

 

そのお知らせを見て、
新しく登録してくださった方もいました。

 


消えるのは一瞬でした。

けれど、戻ってきてくださる姿は、
寄せて返す波が、浜辺へ貝殻を運んでくるようでした。


あのとき私は、
数字では見えていなかったものを見せてもらった気がします。


登録者数として並んでいたときには、
その一人ひとりの顔まで、想像できていなかったかもしれません。

けれど、ゼロになってから戻ってきてくださった「一人」は、
もう、ただの数字ではありませんでした。

 

もう一度、登録画面を開く。

必要な項目を入力する。

そして、登録ボタンを押す。


そこには、その方が使ってくださった時間があります。



それから一年。

私は今もメルマガを書き、
noteを書き、言葉を届けています。


書き続けていると、
数字に気持ちが動く日もあります。

 

たくさん読まれたらうれしい。

反応が少なければ、

「今日は届いていないのかな」

と思うこともあります。

 

そんなとき、
私はあの日のゼロを思い出します。

 

ゼロになったからこそ、
一人が見えました。


全部なくしたと思った日に残っていたのは、
人との関係でした。

積み上げた数は、消えることがあります。

 

仕組みも、形も、
ときには自分の失敗で壊れてしまいます。


けれど、その間に交わした言葉や、
一緒に笑ったこと。

読みに来てくださった時間まで、
なくなるわけではありません。

 

 

失敗は、できればしたくありません。

今でも、あれはなかなかの大失敗だったと思います(笑)。

 

 

でも、全部なくなった日にしか、
見えなかったものがありました。

私が届けているつもりだった言葉は、
誰かが受け取ってくださることで、続いていたのです。

 


今日も読んでくださって、
いつも本当にありがとうございます。





 

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先日赤しそをいただいたので、みりんで煮出してみたんですが

どうやら昨年の今ごろも、赤しそジュースを作っておりました。

思い出したんですよね。

そのとき、赤しその中に青じそを二枝だけ入れてみたこと。



今年は忘れてたの。

 

ほんの二枝。

見た目には、ほとんどわからないくらいの量です。


ところが、煮出してみると香りが違いました。

赤しその落ち着いた香りの中に、青じその爽やかさが立ち上がってくる。


「これだけで、こんなに変わるんや。」

少し驚いたことを覚えています。

 

暮らしを変えたいと思ったとき、つい、大きく動かそう、できないとだめだわたしー…としてしまいます。


部屋を全部片づけよう。

生活のリズムを変えよう。

今までとは違う自分になろう。


けれど、大きく変えようとすると、それだけで疲れてしまうし、続けられない事が多いなあと今思っています。
 

本当は、青じそ二枝くらいの変化でいいのかもしれませんね。


いつもの冷やし中華に、残っていた長芋をのせてみる。

暑い日に、いつもより少し早くカーテンを閉める。

庭を全部整えようとせず、今日は枝を一本だけ切る。

いつもの道を少し変えてみる。


そんな小さな違いが、暮らしの空気を変えてくれることがあります。


「今のままではだめだから変える」のではなく、

「今も悪くないけれど、これを少し加えてみよう。」

それくらいの変化にすると、今の自分を否定せずに始められる気がしています。
 

昨年作った赤しそジュースのことを思い出しながら、
「ちゃんとより、ちいさく続くやな」という言葉がおりてきました。
 

全部を変えなくていい。

一度に整えなくていい。

ほんの少し違うものを加えてみる。

そこから生まれる変化を、急がず味わってみる。



今年の夏は、そんなふうに暮らしてみようと思います。





 

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今日もまた、ひとつそんな自分の癖に気づきました。


最近なんだか、

「一日は終わっているのに、何も進んでいない。」

またもみゃそんな感覚になりつづけています。


やることはやっている。

メルマガも書いている。

暮らしも整えている。

はず!(笑)
 

それなのに、

「まだできていない。」

そんな気持ちが先に立ってしまうんですよね。


今日、庭を眺めていて

「あそこを少し切ったら、もっときれいになるな。」

そんなことを思っていたとき、ふと気づきました。


庭を見ていただけなのに、

「まだやっていない。」

という評価を、自分で勝手につけていたことに。


本当は、

「庭がきれい。」

それだけで終わってもよかったし

「今度ここを少し整えたらいいよね。」

それだけでよかった。


なのに私は、どんな景色にも「できていない自分」を連れてきていたんですね。


長い間、このやり方で頑張ってきました。


だから、責めることが自分に合っているような気がしていたのかもしれません。

そして、それは合っていたというより、慣れていただけなのかもしれません。


最近の私は、

「気づくだけで十分。」


そんな言葉に、とても心が軽くなりました。


そして責める自分がいてもいいかもって。

「また責めてる。」

ではなく、

「あ、責める私がいるね。」

そう気づくだけでいい。



とことん、ありのままを受け入れていく。
今は、そんな自分を育てている途中なんだと思います。



厳しい暑さが続いています。

こんな季節だからこそ、

頑張ることよりも、

自分を大切にしていることを、自分自身が受け止めてあげたい。


そんな毎日を重ねていきたいです。


こんなわたしに、私の中に残った言葉があります。


ちゃんとより、続く。
責めるより、気づく。


しばらく、この言葉と一緒に暮らしてみようと思います。

t.ファーム全国販売プロジェクト





 

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