胚移植サイクルの薬:プロゲステロンのお話 | STORK TALKS blog

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凍結胚を移植するサイクルではプロゲステロンのお薬をクリニックから処方されると思いますが、皆さんはどんなお薬を使っていますか?

プロゲステロンは子宮の内膜を育て、移植した受精卵が着床し、育っていくのに重要な役割を果たしています。あるクリニックでは筋肉注射や錠剤、また他のクリニックでは膣座薬が使われています。ではどの方法が一番効果的なのでしょうか?5月25日に行われた海外の学会ウェビナーでこんなデータが発表されていました。

このデータは筋肉注射(IM)でプロゲステロンを投与した時と膣座薬(Vaginal)で投与した時の違いをみています。プロゲステロンの値を測る時は採血を行っていると思いますが、筋肉注射で投与した時の方が膣座薬で投与した時よりも採血値は高くなり、あたかも”筋肉注射の方が妊娠しやすい内膜を作っている”ように思われます。しかし、内膜組織内のプロゲステロン量をみてみると、筋肉注射よりも膣座薬の方が断然効果的なことがわかります。

これをみると、使いはじめは少し不快感があるかもしれないですが膣座薬を使った方がいいみたいですね。

また、約3割の妊活女性では膣座薬だけでは不十分な場合があるようです。移植時にプロゲステロン値を測り、不十分だと思われた場合は筋肉注射も追加すると妊娠率が上昇するようです。移植時に採血をしてプロゲステロン値を測ることが重要ですね。

 

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