娘のナツは

まだ、4年間の高校生活が

始まったばかりですが


私が、この学校が気に入った

一番の理由が


大学受験のカウンセリングが

(日本でいえば、進路指導)

よさそうだったからで


我が家にとっては

高い学費を払って通わせているので

なるべく、元を取らねばと


先日、4つ大学の入試課の方が来られての

説明会へ行ってみました。



実際に、受験体制に入るのは

約2年後になるので


今回は、ごく一般的に

大学がどんな生徒を求めているのかを

大雑把に知るのが目的。



私のブログを

アメリカの大学受験の参考にする方は

おそらく、いないでしょうが


自分自身の覚え書きとして

書いておきます。



コロラド、イリノイ、ノースカロライナ、フロリダの

4州の州立大学の入試課の責任者が来られていましたが

以下が、私の印象も含めての理解です。



大雑把に行って

SATの点数で3つに選別。


ものすごい高得点で、合格決定のグループ。

足切り点以下で、不合格のグループ。

足切り点を超えているので、他の部分で比較して決めるグループ。


うちの娘は、3番目のグループに入るはず。



願書は、5万人の受験者でも、全て目を通す。

(実際には、SATの足切り以下は、見てないだろう。)


通常、1人5分、長くて1人15分。

それにより、ある程度、選別される。



GPAは、学校による格差が大きいので

合否の決め手にはなりにくい。


一般的に、たとえGPAが少し下がっても

APクラスを取っている方が、印象がよい。


ただ、田舎の学校などでは

APクラスをオファーしていない所もあるので


全くAPクラスを取らずのオールAでも

合格する生徒はいる。


一番印象の悪い例は

(娘の学校のように)APクラスが

たくさんオファーされているにもかかわらず


なるべく楽なクラスばかりを選び

結果的に、GPAが高いというパターン。


これは、学習意欲や向上心が欠如していると

見なされかねない。



大学としては

入っても卒業できない生徒を取るのは

一番、避けたいことである。


生徒が大学でやっていけるのかを判断する

ひとつの大きな目安は

高校の数学の成績である。


数学は

よい成績(つまりA)が望ましいし


順序良く、だんだん高度なクラスを

全学年(4年間)通して、取るべきである。



大学での専攻(学部)は

一部の専門的な学部を除いて

(専門的な学部=たとえば、看護科)

決めていなくても、合格率は変わらない。


高校の選択科目を見てみて

あぁ、この生徒はビジュアル・アーツと

コンピュータ・サイエンスの間で

どちらにしようかと迷っているのだなと

見て取れるような例は


入試課の目から見ると

微笑ましく、全く問題はない。


(もちろん、その両方の学部が

その大学にあればの話)


大学入学時に

専攻を迷っている学生の場合は


入学後、専攻を決めるまでの間に

どの程度、いろいろな分野のクラスを

試してみることが可能なのかを

(1~2年目に履修できるクラスの多様性)


大学訪問の際に、尋ねてみると

よいのではないか。



一方で、学部を決めている場合には

高校で履修したクラスと

大学の専攻の関連性が大切である。


物理学科へ願書を提出しているが

高校で、物理のクラスを全く履修していない等は

本当に興味があるのか?

大学でやっていけるのか?疑問視せざるをえない。



大規模な大学においては

大学訪問をしたか?

問い合わせのメールや資料請求をしたか?は

合否の決定には、関係ない。

いちいち、願書と問い合わせの突き合せをしていないので。


小規模の大学の場合は、突き合わせをするので

半径200マイル以内に住んでいる受験者は

大学を訪問しないと、マイナス要素になりかねない。


もし、経済的な理由のために

訪問が困難な場合は

学校に問い合わせるべきである。

交通費やホテル代の補助が出る場合がある。



学業以外の活動は

(スポーツ、アルバイト、ボランティアなど)

2年以上継続していれば

プラスの要素になることは間違いない。


できれば、3年続けていることが望ましい。


また、リーダー的な役割(クラブの部長など)であれば

なお、望ましい。



特に、学外の活動については

意外と、いつ何をしたかを、忘れてしまうものである。


高校生活の初めから

メモを取っておいて

3年後の願書作成に備えるような習慣を

つけておくといい。



アーリーディシジョンは

おすすめしないが


アーリーアドミッションは

第1次締切で大半を取り

最終締め切りで、欠員を埋める大学もあるので


個別の大学の制度を

きちんと確認すること。



入試課の方々曰く


大学の願書は

6校程度に絞るのが

現実的で、よいのではないか。


興味のある学校は、必ず訪問し


この大学なら、ぜひ行きたいという

どれも第一希望だと言えるような5~6校を選び


どこに合格しても満足だという受験の仕方を

して欲しいと思う。



巷に、大学ランキングが出回るが

入試課のベテランに言わせれば

全米2万校のうちの上から数百位の大学は

どの大学も、一長一短のよい大学である。


ランキング以上に大切なのは

その大学と学生との相性である。



以上


2013年10月の説明会の覚え書き。