大雨が2日続いて、うちの村の下手に数年前に建築された新興住宅地が浸水した。
新興住宅の家々を見ると、私は「金曜日の妻たちへ」を思い出す(昭和の私世代以上しか知らないが…)。
あの曲が流れ、モダンな家から素敵な奥さんが出てくる…でもないが…
皆同じデザインの新築に住んでいて、ドイツ車以外は恥ずかしくて乗れない暗黙の了解たる競り合いがある。

私は義母の家を探す時にこの新興住宅の内覧に行った。
ある一角はズラリ、ベッドルームが5つある家が建っていた。
各家には最低2~3台のメルセデスが駐車されてあり、更にメルセデスのランク違いで財力が一目で分かるのが見ていて楽しかった。
財力なくして、この並びに住んだら見栄の張り合い地獄である。
義母は結局、そこは買わなかった。
庭が猫の額ほどしかなく、広い庭が絶対条件の義母は気に入らなかった。

この新興住宅地が建築された事で、周辺の牧場から流れる大量の雨水が貯蔵される池への道筋が絶たれてしまったことにより、雨が降ると新興住宅地が浸水するのである。
だから昔から村に住む人は新興住宅地建設を反対していた。
ほら、そうなるやん…と。
村から町に行く唯一の道が通行止めになるほど水が深く浸水するから、生活に影響がでる。

浸水しても道を難なく通れるのは、馬に乗る人だけ。
馬…ええやん…
こんな時代にも馬で移動、結局一番ストレスがないのかも知れない。
パブに馬で行き、馬を繋いでビールを飲む人達の光景が私の住む地域にはまだまだある。
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