今日は親友の50歳の誕生日だったので、チョコレートケーキをプレゼントに下さいと言われていたから、それを渡すためにカフェで待ち合わせした。
親友のお母さんも一緒だった。
イギリスに来て2年目にカーライルに越してきた。
夫も聞いたことさえなかった地カーライル、そこに越してきた私に初めて出来た友達こそ、この親友である。

20年間友達でいてくれて有り難うと書いたカードを見た彼女は泣いた。
私が当時、職場の電話に出ることも不安な中、常に横にいてくれた。
分からなかったら代わるから...と、常に横に待機し、何度も何度も電話を代わってくれたし、何度もかばってくれた。
励まし、勇気をくれた友人である。
彼女もまた当時は父を亡くして5年目を迎える時期で、突然精神が不安定になる病に苦しんでいた。
睡眠導入剤、安定剤…服用したくない自分と戦う日々に私が入社してきた。

外国人が来るのは初めてで、しかも英語はボロボロ。
とにかく助けてあげなくては!という気持ちだったと彼女は笑う。
いつしか私が眉毛の描き方を教えたり、休みに互いの家で過ごしたりするようになった。
今私が職場で堂々としていられるハートの強さを作ってくれた人である。

仕事の仕方がわからないのではない、言葉がわからないという境遇になった事が日本で未経験だった私にとって、助けてくれる人のいる心強さは恩人以上の存在である。
20年前、私に寄り添い続けてくれた友人に、私はこれからも寄り添い続ける。

私は20年前に見知らぬ土地に自らを身投げした。
そこから這い上がる強さを身につける試練が私に課せられたのは、本当の強さを持ち合わせていなかったからだと、自分でよく分かっている。
ここまで逃げずに来れた事は、自分でも正直頑張ったと今は思える。
そういう意味で、この天気予報にも出ない田舎町に来たのも意味があったのだと思える。
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