私が住む集落は、インターネットの普及が遅い地域だった。
そもそも電話会社が市民のために、暮らしやすく便利にしてあげようなどという概念がないから、最低限使えるんやからエエやん?で来ていると察する。
16年前この地域に家を買うとき、やたら掲示板に「インターネット推進地域」と書いた看板が目に入り、何なのか?と聞いたら、「インターネットの接続が悪い地域だから、今やってますよ!今から繋がるようになりますよ、だから暮らしやすい地域ですよをアピールした看板」だと、不動産の方が言っていた。

住み始めた頃はメール受信が翌日だったり、数日後だったりは当たり前だった。
停電も多い。
で、今月から地域のネット接続向上を目指すべく、やっと電話会社が工事開始。
で、先週の金曜日についにうちの家のネット接続のケーブルを最新式にするために、エンジニアさんが来た。

エンジニアさんはうちのネット接続機器を見て「めちゃくちゃ古いやつですね…これは…」と絶句。
本来なら10年前に電話会社が交換工事を終えていないといけなかったのが、今に後手後手になっていると、エンジニアさんが怒っていた。
新しい接続機器をつけたものの、電話会社の事務処理が間に合っておらず、うちの地域は金曜日から昨日までインターネットが使えなかった。
そうなると、Netflixも見れない。
ユーチューブも見れない、使えない。
仕事も出来ない。

インターネットが無い生活は久しく新鮮だった。
本を読み、こんな穏やかな時間があったなと知る。
しかし子供は未経験。
倉庫に押しやったDVDを出し、久しぶりに見た。
あらためて、今の生活がどれほどインターネットに依存しているかと知る良い機会だった。
接続が悪いのも悪くない。
そう思う昭和生まれの私である。
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