ホスピスのスタッフから聞いたお話。
ある少年が成人するまでそこで過ごした。
パソコンやスマホ、ソーシャルメディアに長けていた少年は、スタッフにスマホの使い方やダウンロードの仕方、アプリの扱い方を教える程みんなが彼を頼っていたし、新しく買った最新の家電は彼に聞いたりしていたそう。

みんなが音楽を聞くために購入した「アレクサ」を、ある日彼はいじっていたと言う。
それは彼が亡くなる5日前の事で、亡くなってからある日スタッフがアレクサで音楽を聞こうとすると、アレクサはインド言語のヒンディー語で答えた。
スタッフは思わず笑ったという。
「あいつ~!ヒンディー語に設定しよったな~!」と笑ったという。
亡くなる5日前、1日アレクサをいじっていた少年が、寝る前にイタズラに笑った顔が忘れられないながら、あの時なぜイタズラ気味に笑ったか、その時わかったのだという。

あれから数年が経過したが、今も誰も設定を変えられずにずっとヒンディー語のままになっており、何て言っているのかわからんとスタッフが話してくれたそう。
アレクサから流れるヒンディー語を聞くたび、彼を思いだし、ついつい「ヒンディー語から英語に戻してよ~!」と天国の彼に言うのだそう。
きっとイタズラ気味に笑っているはずだと、スタッフは話してくれた。
今日はそんなお話。
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