男性客が5枚入りブリーフの袋を次々に開け散らしていた。
私と目が合う。
自分が非常識なことをやっていると恥じたのか、床に広げ始めた。
もう注意する気はなかった。
注意されたり叱られる事を殺されるより嫌う英国人に、アジア人スタッフが言うたら逆キレするのは1万回経験済みである。
呆れてスタッフ3人とそれを見ていた。

注意してFワードを吐かれ怒鳴られ発狂されて嫌な気持ちになるほどの給料は貰っていない、これがスタッフ全員の姿勢である。
私の店ならともかく、会社の損失になるだけ。
この姿勢がやる側のたちの悪さと行儀の悪さに連鎖する。

先日、お客様からクレームが来た。
床のチューインガムをちゃんと掃除しなさいと叱られた。
チューインガム問題はショッピングモール全体の大問題で、ちゃんと専用ごみ箱もあるが、床に吐いて捨てる。
中国人が綺麗な花が咲いている花壇に唾を吐くのをイギリス人は避難していたが、チューインガム問題は10年以上前から対策してきたが意味がない。
どこの国民が…というのではなく、やるやつが一定数いるだけのこと。

中学生か小6か…くらいの少年を連れた母親が来た。
床にチューインガムを吐いた。
母親は「No」と言ったが拾わせる事も、拾うこともなく買い物を続行。
注意したら、肥満の体を揺らして激怒し私達に謝罪を求めてくるに違いないふてぶてしさが、目が合っただけで分かるからである。

昨日だったか、倉庫で作業しながらラジオを聞いていた。
ファッションブランド「ザラ」が起用したモデルが不健康に痩せすぎていると、英国ナンチャラ団体から異議ありと言われた。
ザラはすぐにポスターを削除したらしいが、しかし同じく英国人からは、「痩せていたら悪くて、醜く不健康に太った人は避難されないのか?」
という声が上がったと言うから、実にブラックジョーク大国イギリスだなと笑ってしまった。

ちなみにブリーフ開け散らし男はその後、白いブリーフを試着室に持ち込み試着したとアルバイトから報告を受けた。
変体かアホか、どっちやろか…
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