さて昨日で学校も最後、今日から夏休みに入った。
夫は保護者から貰った沢山のプレゼントを持ち帰った。
今朝、夫が貰った沢山の「サンキューカード」の中に、ギッシリとメッセージが書かれたカードが2枚あった。
子供のような字体であるが、小さい文字がギチギチに書いてある。

背後から夫が「珍しいんやけど、ある生徒のお父さんからやねん」と言った。
また「その横にある別のカードは同じ生徒のお母さんから」と指差した。
つまり、夫婦は離婚しているのだと理解できた。
両親が揉めに揉めた離婚劇の最中に、この生徒は学校に通っていた。
子供の取り合い、奪い合いの最中、母親には彼氏ができて同棲開始、子供を遠くの学校に転校させようとする母親、しかし、それは父親の合意がないと出来ないと学校は説明、これがずっと続き、夫は夫婦の泥沼離婚劇の間で生徒にとって最善の方法を母親側に話し、それには元夫への説明、合意、話し合い、そしてそれには生徒にとってハッピーであるかどうかの話し合いが何度もあった。
そうして迎えた終業式であり、生徒は転校することになった。

子供がどうあるべきかを優勢していなかった母親に考えさせ、元夫ときちんと話し合いの場を作った母親がそうしたのも、学校のスタッフらが関わってくれ、理解してくれ、何といっても根気よく諦めずに元夫婦を迎えて一人の生徒に関わってくれた事に本当に本当に感謝します、先生本当に有り難う、この学校に関わりがなくなることが残念でならないが、しかし本当に感謝していると書かれてあった。
お父さんからの手書きの文面には、偽り無い感謝がギッシリ書かれてあった。
息子を手離す父親の葛藤、しかし最善の方法で転校が決まった経緯は、校長無くして無理だったと書いてあった。
読んでいて苦しくなる。
結婚生活を破綻させねばならない理由の中で、息子を手放さねばならない。
それが理解なのだと読んでいて苦しくなる。
離婚理由は知らんが、学校と先生は生徒の傷を出来るだけ軽くする方法を模索しただけである。

お母さんからのカードにも、それがギッシリ書かれてあったが、父親程にはなかった。
生徒が幸せに暮らせたら良い。
母親の彼氏と新しい土地で暮らす生徒が幸せであってほしい、送り出す先生の気持ちはただそれだけである。
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