イギリス人は注意されるとキレる…人が多いのは気のせいだろうかと感じて20年来た。
それが例え100%その人が悪くても、注意されるとキレる。
そして謝らない。
私がこれを感じ始めたのは、我が子の小学校に車で来る保護者らのマナーの悪さに気が付き始めた頃の事。

近隣住民からも、また交通ルールを守る他の保護者からも学校にクレームが入るから、学校は対応しなくてはならなくなった。
看板を立て、毎朝先生が道に立って規制し、時に警察にも来て貰っていた。
駐車違反の切符を切って貰うためである。

学校の前は住宅地であるから、他人の家の前に車を停めたら、そこの人が出れなくなる。
学校が開校して30年は看板を立てずとも、皆が譲り合いとルールを守る事で規律が守られていたらしいが、35年を過ぎた辺りから、看板の文字が読めないのか、理解能力が低いのか知らんが、とにかくルールなんか知ったこっちゃない人が増えたらしい。

考えずとも、見たらわかる事を平気でやる。
これを注意されるとキレる。
しかし、一人だけやない。
先生らは辟易、近隣住民も辟易していた。

私の前の職場も、子連れの客はとにかくアグレッシブで、若いスタッフがよく泣いていた。
返品できないものを出来ませんと言うとキレ、順番ですから…とお待ち頂くお願いをするとキレ、私は今でも子連れの母親は特に攻撃的なイメージがあまりに強くて苦手である。

週末、14、15歳位の少年がうちの店にきた。
パック詰めになった男性下着を、何の躊躇なくどんどん開けていっては放り出し、それを5つほど開封ふうした。
見かねて私は注意し、サイズやデザインを言ってくだされば私がお手伝い致します…と15歳に申し出た。
はあ?と言う顔をした少年の後ろから母親登場。
「うちは、下着はこうやっていつも買うのよ」と怒鳴る。
「されたくないなら、注意書きを出す事ね。無いならやる権利がある」と言った。

私は諦めた。
他人の名前が刺繍された体操着や制服、靴さえ我が子のものにする保護者が後を立たない保護者という生き物に、立ち向かう術などあろうか…
売り物の商品をどんどん開封している息子のどこが悪いのか?と店員に詰め寄る母親の鉄の心臓に、私は絶対に勝てない。

イギリスに暮らしていると、自分だけが快適ならそれで良いという思考の人がほとんどなんじゃないかと思う事がある。
そんな中に、気遣いが出きる人に会うと、ああ…良かった…こんな人間としての常識を持った人もいたんや…と感激したりする。
だから私はこの国で子供に関わる仕事だけは絶対にしたくない。
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