義兄夫婦が来ると、ランチは私が担当し夕飯は近所のパブに行く。
そこしかパブが無いから行くのであるが、田舎にある割にはビストロだと言っていて、値段は例えばハンバーガーとフライドポテト一皿で£23前後。
肉汁の無い食材の味がするハンバーガーである。
義兄夫婦はこのパブが好きらしい。

私は義兄夫婦が自称グルメだと言うが、本当なのか未だわからない。
というのも京都のホテルに6泊した時、1人¥6000の朝食を毎日オプションで付けていて、朝から寿司や天ぷらなど盛り沢山の豪華朝食を喜び、唐揚げを毎日食べたと言った。
唐揚げを美味しいと言うが、醤油をドボドボかけて食す。
唐揚げの美味しさは本当に私達が感じるように感じているのかは知るよしもない。

義兄夫婦は私達に家に遊びに来い来いと言うが、全てのものが拭き掃除されておらず埃が2-3センチ雪のように積もった室内に入ると夫が咳を始めて止まらなくなる。
またトイレ、キッチン、風呂場の水回りが衝撃的に汚ない。
ベネチアの便器が無い公衆トイレに勝った。
キッチンにもたれ掛かると、衣類が引っ付く。
油で衣類や手が引っ付くのである。
グルメで料理上手な人は私の中でキッチンも綺麗に拭いて1日を終わると勝手に思っていて、その二人が手料理をもてなしてくれることは決して無く、私達が行くと必ず二人の行きつけパブに行く。

これが酷い。
とにかく不味い。
どうやって作ったらあんな不味くなるのか、ある意味天才料理人を置いているのは間違いないが、しかしこれが混んでいるからイギリス人の味覚は理解に苦しむ。
揚げ物もぬるい。
揚げすぎていて熱くはない、食べやすい熱さに冷ましてくれていて客思いである。

日本のパンや鶏料理絶賛しながらも、私はそこに気が付く舌があって、何故あの不味さに気が付かないのかと思う。
多分、一生理解出来ないのかも知れない。
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