夏休みなので、今日はメロンパン作成。
娘には、夕飯のシーザーサラダを担当させた。
昨日は友人の家に泊まりに行っていた娘は、野菜無き宅配ピザの夕飯に胃が疲れて帰宅。
この夏休みは幼稚園から一緒の仲良しの友達3人のお宅にそれぞれお泊まり会で行った娘であるが、夕飯は偶然にも3回ともピザで、もうピザはしばらく見たくないと言った。
サラダ的なものが出ないから、野菜好きな子供にとってザ…イギリス人ファミリーの家に泊まると、ジャンクフードで胃を痛めて帰宅する。

娘は部屋で過ごす時間が圧倒的に増えた。
だから一緒に見るドキュメンタリー番組を私は探し、一緒に見る時間を作るのと、サラダなどを担当させて会話を持つようにした。
私がメロンパンを作ったのは、やはり日本の誇り的食べ物を伝えたいからでもあるが、作る作業から娘に難しくはないことを伝えたいからでもある。

買える環境なら私も作るなどしない。
無いから作る。
作るのは億劫な事ではない。
それが伝われば、せめてジャンクフードな女には将来ならないだろうと夢を見ている私である。

私は高校1年から3年まで同じクラスになった友人がいた。
2年の途中、お母さんが癌で亡くなった。
癌を宣告されてから1年余りあった闘病生活において、お母さんはノート数札に渡り、娘に残すレシピを書いておられた。
嫁いだ時の為、おせち料理の意味や内容まで細かく書かれてあったという。

我が家のカレー、我が家のおでん、我が家の味噌汁、お母さんのお菓子…
それを友人はお父さんと兄の為に、お母さん亡き後、毎日作っていた。
呉服屋さんの娘だった友人は、兄には好きな仕事をさせ、自分が婿養子を取って家を継ぐのだと言っていた。

一度だけ、友人がお母さんのレシピから作ったマドレーヌをくれた。
それはとても優しい味だった。
卒業して疎遠になったが、あの時の友人のお母さんが残したレシピへの想いは、今の私には胸が詰まるものがある。

いつどうなるかわからない。
今から娘や息子に伝えていけるものは、ちゃんと生活するということだと思う。
亡き義母も常に言っていた。
季節のものを食べなさい、週に1度は寝具を洗うこと。
清潔なシーツは眠りを豊かにしてくれると言っていた。
きちんとアイロンをかけ、ホコリと窓を拭くこと。
白いものは白いもので洗うこと。
衣食住とは、よく言ったものだと思う。

とは言え、同じ義母から育った長男は風呂にもシャワーにも入らず、歯も磨かず、数センチ埃の溜まった家に住み、じっとり濡れたタオルを何ヵ月も使う生活の男で、三男は1日二回風呂に入り、着替えがやたら多い清潔男。
これは何故やと、義母が一番知りたいと言っていた。

天国でその答えは出たんやろか…
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