私がイギリスで働き始めたのは2006年からである。
その間、この人は尊敬すると思えた上司と同僚は勿論いた。
最初の職場は保育園、デパート勤務をきっかけにアパレル業界に入って今に至る。
ちゃんと働く人、上司として器のある人は当然ながらいる。
ただ働かない人の人口が多すぎて、お目にかかれたら奇跡の比率であると実感している。

私は今の職場には去年11月に引き抜きで入った。
前の職場には9年半いたから、正直勇気がいった。
希望などは持たずに入った。
なぜなら、同僚は所詮イギリス人。
保育園から今までに学んだ事は、イギリス人スタッフに期待しないこと。
自分は自分の仕事をして責任を果たし帰宅する。
自分以外を視野に入れてしまったら最後…血尿か血便を見ることになる。

今の職場は会社の土台が大きいが、細かな部分が見えていない。
研修期間も制度もマニュアルもない。
未経験で畑違いの人材が責任者になったりと、配置能力も人選能力もないのは、入社して分かったこと。
これで会社や店舗の経営が長く続くと思うのか、まるで店を閉店に追いやるための人事配置にも思える事がある。

前の職場で私が育てた女の子がいる。
今の職場では責任者となった。
今の職場はマネージャーを一番上とし、以下4人の責任者を立てている。
店舗が大きいため、そうしているのは会社の方針。
しかし、この4人のうちアパレル経験者は2人で、後は使い物なならん。
使い物にならん責任者は16歳のアルバイトらと1日楽しくおしゃべりし1日を過ごす。
売場は散乱、ゴミはそのまま、試着室で万引きされても放置…
こんな有り様である。

私は売場には基本出ない。
在庫室の責任者であるから、売場の責任者5人の責任で回せばよい。
が、しかしこれが回らないから負担が私にも来る。
会社に通告しても関与なし。

ついに最近、前の職場から一緒にきた女の子がこの状況に精神を壊した。
私は退職を勧めた。
前の職場に今、副店長の空きがあるのは前の職場スタッフから聞いていたから、そこに入れるよう話した。
話は決まり、彼女はもうすぐ退職する。

私は今の職場が売り上げを達成できない理由を理解できる。
働いているスタッフがあまりに駄目過ぎて、どれだけそこに働きアリが1匹2匹いたとて、手は回らない。
スイミングスクールの件もそうであるが、改善する気や反省する気が誰にもなく、改善したい人は諦めて去って行く。
それでも破綻するまで回るのがイギリスのやり方なのかと思う。
稀に出会う働きアリの逸材が職場に1%しかいないのは、この国の働き方に対する意識の現れなんだろうか…
もう分からなくなっている…
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