今の職場にいる10代の学生バイト達は、しかし人事の見る目の無さの終結した恨むべきものである。
それでも、やっと4人が来週で辞めてくれる。
減るなら有難いとも思わねば、やってられん。

私が今の職場で出会うバイトの中には、中学生の年代から安定剤や睡眠薬を欠かせない子達も数人いる。
先日はまたリストカット癖のある17歳が休みを繰り返し、久々に来て私の頼んだ仕事はきっちり、しかもさっさとやり終え、ありがとうと伝えると、照れたように目を伏せ「別にこれくらい何て事ないよ」と言った翌日にまた手首を切って病院に行くために休んだ。
文句を言いながら、しかし私にはその文句が全く耳障りでもなく、勘にも触らない不思議と用事を頼みやすい女の子で、見た目はバービー人形のような美貌とスタイルに支離滅裂なメイク、しかしサボらない真面目な性格が可愛いと思ってしまう。

日頃からとにかく明るい17歳の別のアルバイトは、14歳から睡眠薬が必須で、しかし今処方されているのは効かないのだと、誰もやらない倉庫を掃除しながら話す。
生理に影響も出る色々な薬を飲まねば、自分を保てない不安に襲われるのだと言う。
眠れず疲労が溜まり、職場に来ても早退することは多い。
しかし、この子もまた仕事は早く、きっちりやり、誰もやらない仕事は率先してやってくれる。
明るい子だけに、聞くたびに胸が苦しくなる。

我が娘も13歳、彼女らと差はない。
屈託なく暮らす娘、私の次の休みにシュークリームを一緒に作ろうよと楽しみにする我が娘、彼女らの暮らしと娘の暮らしの中に差はあるだろうか…
そんな無意味な事を考えたりする。
時に分からなくなり、どうしてあげる事が救いになるだろうかと考えたりするが、職場に来たら温かく迎える。
それしか出来ない。

50歳を前に未だ知らない事だらけの私は、その人一人一人の背景を切り離せずに生きなければならない人の環境を知りもする。
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