私がカーライルに来て初めて出来た友達が、同僚だった。
うちの息子のゴッドマザーにもなってくれた親友である。
同じ歳の友人は、出会った頃とにかく痩せていて精神は不安定、肌の状態も非常に悪かった。

友人の兄がボディビルダーで、妹には「まともなもん食え」とよく説教していた。
友人はゆで卵さえ作れない人で、常にカップヌードルそれも電子レンジで作るし、アイスランドという冷凍食品が異常に安い店で全ての夕飯を買っている人だった。
ランチは市販のサンドイッチ、手作りのものは一切ない。
そんな友人が、トライアスロンをやっている男性と出会った。
それからは男性が作る夕飯を食べ、マラソンを一緒に走るうちに安定剤が必要なくなった。
友人は結婚し、今も夫が作る夕飯を食べている。

ハイスクールで未成年者のカウンセラーをやっている
友人は「食事が心の成長に重要な影響を与えるというのは、イギリスでは浸透しない」といつも言う。
離乳食が始まるや否や、チョコレート、ポテトチップスは当たり前である。
どんなに有名な料理人が子供の給食を改革しても、法律で決めてハイスクール給食に既製品の魚フライ、フライドポテト、ピザ、チョコレートケケーキを出したら違法行為で逮捕しますとでも言わん限り、改革は無理である。

私の職場も、私以外は弁当を持ってこない。
まあ、私の場合は昨夜の残りを消化せねば今日の夕飯がまた残るからであるが…
週5でマクドナルドは飽きないかと聞いたら、チョイスする内容が違うから飽きないということだった。
まあ、そうか…ハンバーガーしか無いわけやなし…

友人のいう「イギリスでは浸透しない」は、改革を頑張ったエキスパートらの本音だと思う。
イギリス人はこれで良い。
放っておいて欲しいと思う。
健康志向の人は徹底的にやるし、人間失格レベルにダメな食生活の人も、最後は医療費無料で治療が受けられるのだから、安心してジャンクフードを食べられるのである。
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