娘の小学校からの友達は、もう数えきれない程にシラミを頭に持った。
だからお母さんは、シラミエキスパートと自分の事を呼ぶ程、シラミ駆除には長けている。

理由は分かっている。
同じ乗馬クラブの女の子が原因である。
その女の子は7人兄妹で、母親のアルコール依存の為に祖母と暮らしている。
非常に裕福な家庭であるが、母親は時間がありすぎて何もする事が無さすぎて酒を飲む。
掃除洗濯、家事料理は住み込みの人がやってくれる。
夫は仕事。
子供は全員、幼稚園から私立に入れていたが、全員追い出された。

理由は「hygiene issues 」衛生面上の極めて重度の問題である。
要するに不衛生で、注意しても注意しても改善されなかったから学校を追い出された。
以後、家庭学習で今まで来たが、この9月から一人だけハイスクールに入ることが決まった。
それが、この乗馬クラブの女の子である。

幸い、娘たちより年上なので関わる事は無い。
が、家庭環境における衛生面は全く変わっておらず、非常に不潔だとお母さんは言っていた。
裕福ではあるが、衛生面に関する清潔概念が欠落している。
靴下を含む下着や衣類は1週間交換せず、土日に洗濯してまた翌週ずっと同じものを身につける。
違法ではない、これが家族の答えであるらしい。
学校は「それではアカン」と指導してきたがダメだった。

病気にはならない、罪は犯していない。
指導されても人に迷惑はかけていない。
入浴がどれくらいの頻度かはわからないが、異臭が凄い為に学校は指導を始めた。

乗馬クラブには祖母が連れてくる。
立派な車から臭う祖母と孫、頻繁にシラミを持参してやってくるのだとお母さんは言う。
その子が大学に行きたいからと、娘の通うハイスクールに入ってくる。

イギリスで子育てしていて、「クラスメイトからシラミが発生しました。つきましてはお子さんの毛も注意されたし」と何度来たことか。
イギリスはシラミ発生率がマジで多いと、そう思う。

シラミは、不潔が原因ではないと何を読んでも書かれている。
しかし、いつも同じ女の子からの発生に、友達のお母さんは「不潔が原因しかないわ」と言う。
不潔概念が違う…いや、無いと言って良い。
そんな子を受け入れねばならない学校もスタッフも、今後は大変だと思う。
私立なら辞めてくれと言えるが、公立はどこまで指導出きるのか…
シラミだけは勘弁である。
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