先週、夏休みのスタッフの面接があった。
夏休みのスタッフなので、基本16歳からの学生なのであるが、その中に30代か40代かな…くらいのポーランド人女性が一人いた。
その日の面接はマネージャーが休みだったので、アシスタントマネージャーがメインで話をし、私がそれをじーっと見て目の合わせ方、話し方、この人がうちでやれるかどうかを見る役割をする。

面接は難しかった。
というのも、私が知るポーランド人とは違い、英語がかなり分からなかった様子で、質問に対する答えも違い、質問されても頭の中で答えを英語にし、単語を置き換え、ゆっくり間違えないように答えているのが私には分かった。
イギリスに来たばかりの時の私がまさにそうだったからである。
考えながら答えるから上を見てしまう。
目が合わせられないのではない、英語が自分の言葉としてまだ話し言葉になっていないから、そうなるのである。

彼女は緊張していた。
一生懸命だった。
かつての私がそうだったから、息するのも忘れて答えを待った。

面接が終わり彼女が部屋を出た途端、アシスタントマネージャーは「アカンな、あんな英語じゃ話しにならん。人と話さなくてよいような清掃の仕事の方がええ思うわ」と言った。
確かに難しかった。
接客である以上、大丈夫ラインを越えねばならない。
私は少し苛立った。
イギリスに来たばかりの時、私はすぐに保育園の仕事にありつけた。
英語ができたわけじゃない。
多分、採用してくれたマネージャーの優しさだけで仕事にありつけたと今でも思う。

チャンスはないかと考えた。
倉庫の仕事なら、検品と整理だから身振り手振りなら覚えてしまえば楽勝である。
が、やはり電話に出ることもあるし、電話で話してみようと思い、合否結果を伝えるべく電話をしてみることにした。
結果は不合格、しかし倉庫の仕事はどうか?と聞いてみるつもりだった。
電話は更に伝わらなかった。
私の言う事と答えがまるで違った。

…やっぱりアカンか…
落としたくないが、今回は不合格にした。
言葉の壁の高さが悔しい。
今の私だって壁は高いとずーっと見上げたままである。
しかし、うちの動かんスタッフは採用されて、それは英語が話せるからである。
何て後味の悪い面接だろうか…
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