さて10日前に娘が耳の痛み訴え医師に診てもらったが、「耳垢が邪魔して見えない。鼓膜の裏が炎症を起こしているのか、中耳炎なのか分からない」という事で、再び10日後に予約を取り直してくるよう言われていた。
昨日は私も仕事を休み、娘を学校の昼休憩の時間に連れ出し、診療所へ行った。
もう何度も病院に行っており、娘の出席日数が規定より下回ったので、学校から「今後は休み時間内で病院に行ってくれ」と警告された。

ここ5回ほど同じ医師で診察を受けているのであるが、医師から「何度もゴメンね」と言われた。
そして「今度はハッキリ中耳炎だと目に見えて分かるから、耳に入れる抗生物質の注入薬を処方します。これを1日3回耳に入れ、10日後に再び来て下さい」といわれた。

日本の病院が便利なところは、同じ場所で薬がもらえるところである。
しかしここでは、医師から処方箋をもらったら、町にある薬局まで行かねばならない。
在庫が無い時もあり、何軒も何軒も回ってやっと薬を手に入れなければならない時もあれば、注文して数日後に取りに行かねばならない事もあり、必ずしも今日から始めなければならない薬が今日中に手に入るとは限らない。
その間に悪化する事も勿論ある。

案の定、処方箋の薬は6つの薬局を巡っても無かった。
精神科医の友人にメールし、「処方箋を大学病院に持って行ってもアカンやろか?」と聞いてみた。
友人からは「無理」との返答。
友人のアドバイスにより、再び診療所に電話し、医師にそれを伝え、別の処方箋をもらうしかないと言われた。

夕方5時過ぎ、義母の家に行った。
「もうこのシステム、ウンザリや・・」と辟易していた私に義母は「私が電話したる!」と言い、診療所に電話してくれた。
電話に出た受付ババアに詳細を伝えるも、ババアは「明日の朝8時にここに電話して下さい。それから再びこの内容を受付に伝え、医師からアナタに電話してもらうように予約してください。医師から電話があるのは朝8時~6時までの間、一度しか電話しないので必ず出るように。医師が処方箋を準備出来たら取りにくるように」と言われた義母。

義母は「医師は今日、必ず今夜から投薬を始めて下さい。かなり状態が悪い」と言ったのに、この対応ですか?医師はもう帰宅されましたか?まだおられますか?」と聞いた。
ババアは「医師は夕方6時半まで診察予約が入っているので、アナタに電話する事はできません。それに処方箋を新たに貰いたい場合は、翌朝8時に電話で予約しなおしてもらうのが決まりです」と言った。
義母は「子供に痛みを我慢しろと?あなたが電話を医師に繋いでくれないのなら、私はあなたが言うように明日の朝8時に電話しましょう。しかし、夕方5時半で全ての薬局が閉店するのに、仮に医師が私に夕方6時前に電話して来たら、処方箋を取りに行けるのはその翌日になる。せめて子供の薬だけは、明日中に手に入るよう配慮できませんか?」と聞いた。
ババアは「そういう決まり」だと言い、義母は電話を切った。

翌日、昼を過ぎても医師からの連絡は無かった。
しびれを切らした義母が夕方5時に診療所に電話し「こっちもじーっと電話を見つめて待てないわ!」と抗議。
すると受付ババアは「処方箋なら出来ています。いつでも取りに来てください」と言った。
だったら何故・・何故、電話1本出来ないか…

処方箋は手に入ったが、薬はまだ手に入らない。
日本と同じく給与から国民医療保険を支払っている私にしてみれば、3割負担でも良いから日本の医療システムのように、行きたい専門医にすぐ行ける、そしてすぐ薬がもらえるシステムがどれほど有難い事かと思う。
医療費など無料でなくて良い。
ただ薬が欲しい時に欲しい、それだけである。
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