実は数年前から「フライヤー」を買おうか否か迷ったままである。
あれば便利であるが、無ければ無いで、深鍋で揚げ物が出来る。
うちは揚げ物をする事も多く、あったら便利やろな・・と思って来た。

イギリスの友人達は、いわゆる「ノンオイル使用」のフライヤー使用者が多い。
そもそも、揚げ物など家でしない人らであるが、今までは全てをオーブンでやって来た。
が、ノンオイルタイプは大さじ1の油でフライドポテトやチキンナゲットが出来上がるが、しかし「30分かかるから、急いでいる時は使えない」と友人が言っていた。
それでも、ノンオイルタイプは使用後、まるごと食洗器に入れて洗えるので、キッチンを汚したくないイギリス人女には人気が高いのかも知れない。

うちの母親が日本でフライヤーを使っていたので、母親に聞いてみたが、「ああ、あれな、もう使ってへん」と言った。
「あったら便利やけど」との事だったが、それ以上でも無さげ。

仕事の休憩時間にキッチン用品を売っている店に行ってみた。
調理器具で有名なフランスの某メーカーの店に立ち寄ってみた。
店員のおばちゃんが「断然あったら便利や」と言い、「ノンオイルタイプが絶対に健康にエエ」と言った。

私は頻繁にカリフラワーのフリッターを作るのであるが、このノンオイルタイプは向かないのではないかと思ったため、おばちゃんに「これフリッター無理ですよね」と聞いてみた。
おばちゃんは「フリッター?て何?」と言う。
発音がアカンか・・・と思い、卵白で・・と説明してみるも「知らんな」と言う。

まあまあの確率で、こういう店で働いていても料理方法を知らない、料理そのものをしないおばちゃん店員などざらにいるイギリス、知らずとも驚かない。

私は「衣がフワっと揚がります?」と聞いてみたが、「私はポテトとチキンナゲットしか作らへんけど、美味しいよ」と言った。
そもそも、おばちゃんが食べてんのは冷凍食品で既に加工されてカラっと仕上がるように製造されてあるから、そこはこの調理器具の実力でも何でもないわけで、結局またネットから情報収集かい!!と思いながら帰った。

つくづく思う、店員の意味はレジ打つだけかい!!
私もあの人のように「知らん」と言えたらどんなに解放感に満ちるだろうかと・・