娘と同じアスレチック教室に通う男の子のお母さんは、現役の助産師である。
この方から、「ここ数年、英国は深刻な助産師不足」が続いている事を聞いた。

日本のように看護師を数年経て・・というのではなく、3年大学で学べば助産師になれるシステムであるから、入学してくる生徒は多いものの、数ヶ月で退学する生徒が半数近いという。
また、助産師になってからも夜勤のある病院勤務ではなく、夕方5時以降と土日祝日が確実に休みが確約されている助産院(ここの助産院は検診だけ。出産は病院でさせる)勤務を希望するのだとか。

もう1つ大きな原因は、妊婦の高齢化と肥満化。
これにより、出産リスクが高くなっている。
3人に1人が帝王切開の英国であるが、特に妊婦の100キロ超え肥満化により、これが2人に1人になる日も近くなってきている。
こうなると、取り上げる側の助産師のリスクもまた高くなるのである。

ほな、100キロ超え妊婦に食事制限をさせたら?となるが、これがアカンのである。
そう、「人権」。
しかし、母子ともに安全に出産を迎えるのなら、人権より「安産」ちゃうのか?
そのためには、妊娠中の食事制限は人権侵害にならへんのと違うんか・・?と思うが、そうではない。

肥満化の英国女性。
既に肥満女性が妊娠したとして、「あなた、十分な体重だから、出来るだけ太らないでね」と言うと訴えられる。
それがたとえ妊婦と胎児のためだとしても、言ってはいけないのだそう。

ここ数年、出生率はどんどん上がっている英国。
嬉しい数字であるが、しかしそれに伴い、10代の出産とシングルマザーの率も増えているのである。
高齢出産が増えてきてはいるが、10代の出産もうなぎ上りである。

医師や助産師からの「指導」を、「やかましいわ!!人権侵害じゃー!!」と騒ぐのを何とかしなければならないが、ここは放置状態らしい。
しかし、「この人は自己管理もしっかり出来、真剣にこの病気やこの妊娠生活を捉えているな・・と感じたら、ちょっと言う」と、この現役助産師ママが言っていた。

言うてもろたほうが有難いと捉えるのは、人によりけりと言うことか・・

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