イギリスに嫁ぐ前、「国際結婚、何があるか分からん」ということで、分譲マンションを購入してから渡英した。
そのローンが最近終わったため、それに関する手続きのために「在留証明書」なるものを英国にある日本大使館で取らなければならなくなった。

カーライルには勿論そんなもんはないので、ロンドンの日本大使館か、スコットランドにあるエディンバラの日本領事館か、そのどちらかに行かなければならない。
ロンドンまで電車で3時間半。
遠いもんな・・・しゃーない・・電車で1時間ちょいのエディンバラまで行く事にした。

私がイギリスで始めて大使館や領事館を利用したのは、実は3年ほど前の事であった。
娘の出生届を出すのにロンドンの大使館に書類を提出したのであるが、「あなたはカーライルに住んでいるので、エディンバラで出してくれ」と言われた事から、エディンバラに領事館がある事を知った。

また外国に住んだら、その国にある日本大使館か領事館に「在留届」というものを提出せねばならんらしかったが、そんな事を知らなかった私は、5年近く出さないままに暮らして来ていたため、その事でも再びロンドンの大使館の人から注意された。

その言い方にちょっとムっとした私は、以後エディンバラに問い合わせ、提出したのである。
娘の出生届を出した際、まあまあの箇所に不備があったが、丁寧に教えてくれた。
そうして今年の4月、息子の出生届を出したのであるが、この時、父親である夫の名前をカタカナ表記する欄があり、夫のミドルネームである「ジェームズ」をカタカナで書く際、ジェームだったかジェームであったか、迷ってしまった。

領事館に問い合わせると、「日本で婚姻届を出した際、戸籍にカタカナで表記されていますが、どちらで出されましたか?」と聞かれた。
覚えてまへーん!!
そんなもん、「ス」か「ズ」か覚えてへん。
婚姻届に濁点を付けたかどうか・・・2006年の話である。
覚えてへんがな・・・

領事館の人は「戸籍と同じで出さないと受理されません。娘さんの時は、どちらで出されました?」と聞かれた。
それも・・・覚えてまへんがな・・・

苦笑いながらも「じゃあ、とりあえず「ス」で行きますか?「ズ」で行きますか?もし間違ってたら、日本の役所から指摘が入りますから」と教えてもらい、まあまあの自信を持って「ス」で出した。

しかし1週間後、「ズ」で出されてたみたいですよ・・という内容のメールが入り、「お手数おかけして・・・」とお詫びしておいた。
そんなやり取りを経て、今回の訪問だったのであるが、驚く事に予約も何もしていないのに、窓口で名を名乗ると「ああ、あの時の!!この前、息子さんの出生届の時に対応したものです」と声をかけられた。

嬉しいやら恥ずかしいやら、微妙な気持ちであった。

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