金曜から、友人家族が住むスコットランドに行っていた。
車をガンガン飛ばしても、カーライルから6時間かかる、まさにド田舎!!であるから、かなり疲れた週末となった。
そんな事はさておき・・・

この友人の母親は、とにかく全てを思い通りにしなくては気が済まず、友人が幼い頃から絶対服従を強いられてきた。
勿論、友人の父親である一家の大黒柱さえも、一言の発言権もなく、ひたすらに母親を怒らせないように来た。

また、全てを把握しておかなければ気がすまないから、携帯でメールを打っていたら「誰へ?」「誰から?」「何て?」と質問が飛んで来て、すぐに答えなければならない。
それを隠そうもんなら、1000倍の罵倒を浴びせられ、母親は口を利かなくなってしまうという、困った母親である。

友人は、この母親から逃げたくて、若い頃に結婚した。
しかし、結婚を「逃げ場」としたから、結局は数ヶ月も持たなかった。
その後、「傷心」を理由に、1人暮らしに成功。
以後6年ほど1人暮らしをしていたが、航空関係の仕事をしながら馬2頭を所有し、そのうちの1頭が病気がちで、1度の治療に15万~80万の出費がかさみ、遂に親元に戻り、お金を貯める事にした。

家に戻ったは良いが、母親からの携帯チェック、盗み聞きなどなど、尋常ではない干渉振りに、精神的におかしくなりそうになってきた。
友人は35歳である。

携帯にロックをかけたとしても、母親から「見られてマズイ事でもあんのか?」「家族内に秘密は持つのはオカシイ」など、もう病んでしまうほどに説教されるから、友人からしてみれば、「再びあの説教を聞かされるくらいなら、言いなりになっておこう」と思うという。

今回も私と2人でカフェに行こうとしたが、「じゃあ私も行く。2人で行って、何を話すつもり?」と来た。
私は「別にコレって事はないけど、私のホームシックについてを聞いてもらおうと思って」と嘘を付いた。

しかし、「何や、そんな事?じゃあ、ここで話せば良いやん?」と絶対にカフェに行かせない。
再び私が「この辺のカフェは、大草原に囲まれて、気持ちが安らぐから行きたいだけやねん」と言うも、「そんなん、うちの庭でも一緒やん?それとも何か内緒の話?何?」と来る。

この母親は引き際を分かっていない。
娘が自分の分身として成長を見せるのは、あくまでも子供の頃だけの事で、中高校あたりから、母親の趣味も合わなくなって来て、「自分」というのが存在するのである。

しかし、未だに服選びも関わりたい、娘の友人達のプライベート事情にも関わりたい、娘が誰と何を話し、一体どこに行っているのか、何を考えているのか、それを一番把握しておきたい母親なのである。

他人の私は「思い切って反抗したらエエやん」と言える。
しかし、生まれた時から威圧的で絶対服従の環境に置かれたら、その呪縛から逃れるのが難しくなるのだと、友人を見ていて思う。

母親へ抵抗=どんな仕打ちが返って来るのか・・・
それを考えただけでも、恐らく反抗する気力が失せてしまうのであろう。

9月、この母親がアメリカ旅行に行くから、その隙に私の家に数日だけ宿泊しに来る事にしている。
これも本人次第なのかも知れないが・・・


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