毎週火曜日は、朝の8時半~1時間の会議がある。
95%は理解不能である。
私の英語力はまだまだ、そんな程度だからである。

この会議、結構どうでもよい。
「レストランで出す、今月のケーキの試作品を皆で試食して、感想を言い合おう」など、朝の8時半、しかも恐らく全員が歯を磨いたばかりの状態で、ガッツリケーキを食べたりする。

私は日本人であるから、パサパサケーキも「ワァ~オ!!ナイス!!」などと怪しい英語で褒めちぎるが、イギリス人達はシェフを目の前に「私は好きじゃない」とか「特別にどうって事はない・・」などと発言できてしまうからすごい。

さて昨日は、警察官が来た。女性警官である。
最近、ロンドンを中心に起こっている事件について、注意を呼びかけに来た。

聞けば、ある女性が道路わきにあるガソリンスタンドへ入った。
ガソリンを入れ、お金を払うため敷地内のコンビニに入った。
(注:イギリスはセルフサービスで給油するため、併設されてあるコンビニ内でお金を払う)
車のドアはロックせず、そのままお金を払いに来た彼女に、コンビにの店員が言った。
「驚いた顔をせず、顔も動かさずに話を聞いて欲しい。今ガソリンのお金を払わず、そのまま店内で買物を続けてくれ。君の車の後ろに止まった車から、男性が降りてきて、君の車の後ろ座席に入り込んだのを見た。警察に電話したから、警察が到着するまで、時間を稼げ」と言う。

覆面パトカーが到着し、男は捕まった。
この男はギャングの一員で、レイプする女を誘拐してくる仕事をしていた。
エンジンの鍵だけを抜き取れば、車が盗まれる事はないとして、ドアをロックせずコンビニに入る人が多いから、この事件は後を絶たない。

他にも、スーパーやコンビニの駐車場で、買物を終えた女の人が自分の車に乗り込もうとした時、隣に停めてあった車の助手席で、新聞を読みながら人待ちしている振りをしていた男に、ドアで数回打ち付けられ、気絶させたところで誘拐される事も多い。

ロンドンは、女性の誘拐事件が多いと聞くが、この集団が北のほうにも流れてきたから、注意するよう警察が呼びかけにきてくれたのである。
仕事には関係ないが、久々に1時間の会議が興味深いものであった。
日本でも起こり得る事なので、みなさん、気をつけましょう。