前回述べた、能無し大卒女の話。
今日も1人、アタフタしていた。

今日は彼女の店に、客が返品をしにきた。
モノを売る仕事なら、当然「返品」は付きものである。

が、この女、アタフタし始めた。
思いっきり、こっちに目線を合わせ「どうしたらエエねん?」的な合図を送ってくる。
知らん、知ったこっちゃない。

案の定、横の売り場である私に聞きに来た。
「返品されたけど、どうしたらいいの?」と・・
知るわけなかろうが・・・そんなもん、自分の会社に聞けよ・・と思いつつ、「さあね~・・アルマーニの場合は・・・やけど、アンタの会社はどうすんのか知らん。研修で習ったんやろ?」と私。
「研修で習ったけど、返品受けたの初めてやから、どうしていいのか検討も付かない」と女。

「じゃあ、本社に聞けば?」と私。
「あ、そっか!!名案!!」と女。
それから、何やら電話をしていたが、そのうち喉が渇いたと言って、何処かへ消えてしまった。

と、その時である。
女が喉を潤しに行っている間に、本社の人から電話があった。
しょうがないので、私が電話に出た。
「今、どこかに行ってますけど・・」と私。
「あ・・そう・・彼女から何度も返品について電話もらってるんだけど、何がどう分からないのか、私にも分からないんだけど、アナタ分かる?」と言って来た。

心の中では、速攻つぶやいた「アホか!知るかい!そんなもん!!」であるが、言えるはずもなく、「彼女は返品された服をどうしてよいのか分からないと言ってましたけど」と私は説明してやった。

本社の女は「だからね、返品ノートに日付と金額を書いて、あとはそのまま服を売り場に戻せば良いだけなのよ、それがどうも本人には分からないみたいで・・」と言う。
「とりあえず、何が分からないのか、私達にも分からないと彼女に伝えてくれますか?」と頼まれた。

バカバカしい・・・非常~にバカバカしい。
が、女が戻ってきたので一応、伝えた。
そして、「返品ノートに書いて、売り場に戻すだけらしいよ」とも伝えてやった。
と、アホは言う「そんな単純なものじゃないと思う」と。

何やねん、それ。
もの凄い、単純明快ちゃうか?

数分後、また本社に電話をし、何度も説明を受けつつも、結局は何のノートも書かずに終った、大卒女であった。