3日に1回ほど、会社の帰りにスーパーに寄り、まとめ買いをする。
ほぼ毎回の確立で会う、老人がいる。

朝とは違う老人であるが、この老人も電動車椅子に乗っている。
この老人の場合、スピードはゆっくりであるが、片手にツエを持っている。
間違いなく、このツエは自分が歩く時に使うのではない。
では何のためか・・・

人に指示を出すためのものである。
老人は手馴れたもので、自分が欲しいものがあると、その近くにいる客に向かって「それ取って」と言う。
その時に、ツエで物を指すのである。

私も何度も取ったことがあるが、この老人が買うのは、いつもウイスキーである。
しかも、1度に10本ほど買う。

この10本の瓶を老人の電動椅子まで運ぶのは、結構シンドイのである。
ウイスキーの近くに停まってくれれば良いが、そうではない。

昨日も旦那と買物をしていると、老人が旦那に「ウイスキー6本とピーナッツ3袋を取って来て」と言ったので、手伝った。
電動車椅子に乗っても、ウイスキーだけは欠かせない老人なのである。