陣痛*分娩室 | きらきらくらす

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北アイルランド(NI)でNI人の旦那さんと息子二人と猫1匹で暮らす私の日記です。
発達障害のあるカイ君(5歳)次男リク君(2歳)の子育て、NIでの日常のいろいろを書いています。

10月24日 (水曜日)


朝方、陣痛が6分間隔に戻ったが、そのまま特にすすまない・・・。


朝食の前に、これまで検診などを担当してきた助産婦チームの一人、ベラ(分娩を担当する人)が病室へやってきて、「昨日一日中、連絡があるのを待ってたんだよー。どうしたのー。」

これまでの経緯を話すと、早速内診+メンバランススイープ(とかいう、陣痛を促進する方法)をすることに・・・。


始めにやったの内診より、かなりしんどい。

ベラはかなりハキハキしてて、スパルタ系なので、文句も言えず、ひたすら我慢・・・。


結果


5cm。

昨日一日、不規則ながら、陣痛にたえて歩き回って、くたくたにもかかわらず、1cm・・・。がっかり。


そして、なんと、「あら、赤ちゃん、反対向きね。」といわれた・・・。

普通あかちゃんは、出産が近づくと、頭は下向き、顔がお母さんの背骨を向きます。それが産道を通ってくるのに一番の形。

カイくん、ぜんぜん準備ができていないらしく、顔がお腹向き。


ちゃっちゃと内診を終わらせると、ベラ、「待ってもしょうがないから、破水しよう。分娩室に移動するから、だんなさん、呼んで。」


これには、ちょっとあせる。陣痛が遠ざかってから、出産がいつになるのかどんどんわからなくなり、なんとなく遠くのことのようにおもえてきたのに、ベラが来てから着々と、出産が現実的に。


だんなにText+電話。

分娩室へ来てもらうようにお願いし、ベラにつれられて、分娩室へ。


本当はブログにも書いたように、プールでの出産を希望していたのだけど、プールは陣痛が遠のく場合があるから7cmくらいで、順調に進んでいる場合でないと入れないと聞いていたので、もうすでに陣痛の進みの悪すぎる私は、恐ろしくって希望を伝える勇気もない・・・。


分娩室で彼を待たず、早速破水することに。


破水は思ったより簡単だった・・・。

内診みたく、つらいかしら?とどきどきしたけど、意外と簡単・・・。その代わり、なまぬるーい羊水が出てきた・・・。


破水すると陣痛が進むというのは本当で、急に陣痛も早く、強くなったような気がする。

ベットの横に、バランスボールをおき、それに座って、ベットに頭をのっけるような体勢になる。


そこで、さっそくガス&エアーの使い方の説明を受ける。


使い方は簡単で、陣痛が来るたびに、ガス&エアーの出てくるホースの先を加えて、深く呼吸。陣痛のピークまで吸って、離す。そうすると、ガスの効果で、酔ったようになり、痛みが多少遠のく。


始めは気持ち悪くなるかもだよといわれたのだけど、本当に気持ち悪くなった・・・。

だけど、すぐに気持ち悪さは消え、陣痛の痛みは強くなる一方なので、どんどん吸って、痛みに耐える。

しかし、吸えば吸うほど、悪酔いしたみたいにくらくらする・・・。痛みがたしかに遠のくので、いいのだけど。


そうこうしていると、だんなさんが来る。

すっかり事態が進んでいて、びっくりしていたが、さっそく私の手をとり、サポートに参加。

「大丈夫?」と声をかけてくれるが、すっかりガスでやられている私は、返事をする気力もなく、うなずくのみ・・・。


陣痛も進んで思いっきり痛いし、いいんじゃない?とがんばっていると、

ベラ、「陣痛、進みが遅いわねぇ。点滴を入れましょう。」


・・・。

進んでないか?

かなり痛いし、間隔も短くなってきている気がするよ?



しかしプロの言うことに従うしかない・・・というわけで、陣痛促進剤の点滴を入れる。


陣痛はますます進む。

ガスを吸いまくる。

陣痛が来るたびに、だんなさんの手をぎゅーと握っていた。


ガスと痛みでずーと目をつぶっている状態になる。

もう周りは見えず、深呼吸をつづけるので必死。


陣痛はどんどん進む・・・。

進みすぎる・・・。


陣痛の間隔が狭くなっていくのはいいのだが、途中から間隔がなくなる・・・。

ガスを離す間隔が狭くなり、くらくらしっぱなし、痛みの間がなくなり、本当に気絶するかと思う。

お腹につけていたモニターで陣痛の波が見れるようになっているのだけど、それを見ていただんなさんによると、この時点では陣痛の波がぐちゃぐちゃになって、陣痛の間隔がなくなったのがわかったらしい。


これには助産婦さんも促進剤をとめることにし、いったん内診。

内診のためベットにあがるのも精一杯・・・。


結果 7cm・・・。


もう陣痛の間がないのに、7cm・・・。まだ10cmまで3cmもあるよ・・・。


そこで、「ほかの痛み止めの方法を考えたことある?部分麻酔もできるし、ペシディン(?とかいう痛み止め)もあるよ。」


この段階ではすでに、帝王切開でも良いから出してくれ・・・(というか、このまま行ったら気絶でもして、緊急帝王切開になるのでは?と思った)と思っていたので、部分麻酔を希望。


部分麻酔を入れると、ベットから起きられなくなるので、導尿することに。意外と簡単に痛みもなく、やってくれました。


しばらくして、麻酔医さんがきて、リスクの説明の後、同意をとる。

話を聞く(聞いてるふり)のに精一杯で、「とにかく早くしてくれ・・・。」としか考えられない。


脊椎のちかくへの麻酔のため、つめたーい消毒液を背中につけられたり、局部麻酔の注射をされる間じっとしていないといけないだけど、もうここで動いて脊髄にダメージが行ったら困るし、なにより麻酔できないといわれるのは避けたい一心で必死に陣痛に耐える・・・。


そうこうしていると、知らない間に麻酔がはいり、だんだん効果が・・・。

麻酔が効き始めると、ガス&エアーを使わなくなったこともあり、だんだん目が開けれるようになりまわりに誰がいるのか認識できるようになった。


麻酔が効くと、後はゆっくり10cmまで待つのみ、ということで、だんなさんはランチへ行って来るようにいわれ、私はベットの上でのんびりする。

ベラが扇風機をつけてくれ、ラジオの音楽がながれてて、「寝て良いよ。」と言われたので、本当にうとうと・・・。


扇風機、なんて気分がいいんだろう。

始めから無痛分娩にすればよかったな。

ベットに縛られないで、自分でコントロールするお産、って思っていたけど、麻酔する前まで周りに誰がいるのかさえみれない状態で、今は周りの人と話もできるくらい余裕・・・。麻酔のほうが、自分でコントロールしている感じだよな・・・。


とか、いろいろぼやけた頭の中で考えつつ、うとうとしていたのです。

この時点では、今までのつらさがすっかり消えて、極楽状態でした・・・。

今思えば、なんとも不思議なゆったりした2時間あまりでした・・・。