じゃらじゃらと貴金属を並べてみる。

至福の時。



妻、お酒は嗜まない。体質的に受け入れられないんだと思う。

タバコも吸わない。

オシャレでもない。

今でこそ、ランチに行けば美味しいモノを選ぶけれど

かつては『安い』=『食べたいモノ』だった。


で、人生何にお金を使ってきたか?

貴金属。

お金もない若い頃から光モノが欲しかった。

サラリーマンの妻であるから、そう大したモノは買えない。

それでも本物が欲しかった。


特別付けて行くところはないから、日常に着ける。

お散歩にも買い物にも回覧板を回す時にも着ける。

時々友人から「いつも違うモノを着けているわねぇ」などと言われた。


近年知り合ったお金持ちの友人は、妻がもっている何十倍もする様なダイヤやエメラルドの指輪を普通に着けている。

かっこいいー!

憧れた妻、持っている米粒みたいな石の指輪やネックレスを今まで以上に頻繁に着ける様になった。

全てホンモノ。

ほっそーい金のネックレスもプラチナのネックレスもホンモノ。

他に楽しみがない妻、人生そこに賭けていたと言っても良い。


ところが

ここ最近降りてきたビーズ製作ブーム。

キラキラののビーズを見ては、悦にいっている。

もちろん、何処に行く時も何かしら着けていく。


道で出会した友人達。

「褒めて」と言わんばかりの妻に

仕方なく(?)

「素敵ねぇ」

聞かれてもいないのに

「自分で作ったのぉ〜」などと長々と説明をする。

指輪とネックレスはホンモノ。

もしかしてビーズブレスレットまでホンモノに見られるんじゃないか⁈

妻の下心知らず。

友人達、揃いも揃って

「その指輪も手作り?」


コレって本末転倒って事?

悲しみはこんなところからやってくる、、、、