おはようございます。ワーキングマザーコーチの石崎舞子です。
今日はこちらのコラムをご紹介します。
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今年はつくづく、組織におけるダイバーシティ(多様性)の重要性を実感した年だった。
日本の経済成長を支えてきたものづくりの現場で相次いだデータ改ざん問題は、同質性が高く、閉鎖的な組織文化が色濃い日本企業のもろさを浮き彫りにした。
コンプライアンス(法令順守)よりも、組織の論理を重視する。
不条理な命令であっても、上司には逆らわない。
空気を読み、上の意向を忖度(そんたく)できる人が優秀と評価され、出世する――。
同質組織のもたれあいが行きすぎると、自浄作用が働かなくなる。
異論を唱える存在を排除しようとする組織の在り方が、一連の不祥事の根底にある気がしてならない。
こうした風土を根底から変えるには、ダイバーシティが決定的に重要だ。
多様な価値観や経験を持つ社員が多様な意見を出し合い、組織にとってよりよい判断をする。そのプロセスなしには、グローバル競争に挑むことなどは不可能だ。
しかし、同質性を重んじてきた日本の大企業には、無意味な慣習を打ち破ろうと自ら立ち上がる社員が極めて少ない。
マイナス点がつかないよう縮こまり、既存のルールに黙って従う人が多数派だ。
「仕事が人生のすべて」と信じ込み我慢を重ね、心を病んでしまうケースも珍しくない。
職場ストレスを抱えている人に、届けたいファクト(事実)がある。
1年は8760時間。
うち日本人が働いている時間は2000時間ほどで、2割強にすぎない。
この数字は「人生において、仕事なんてたいしたことではない」という事実を示している。
「たいしたことはない」というと、仕事をおろそかにしていいと誤解されそうだが、そうではない。
仕事がすべてではないと認識してこそ人は、職場において信念に基づく言動を貫く勇気を持てる。
過剰に上司の顔色をうかがう必要も、組織の慣習を部下に押しつける必要もなくなる。
結果、自分なりのやり方で効率的に成果を上げることに集中できるようになる。
メンバーがあうんの呼吸で動く同質性の高い組織が効率的だった時代は過ぎ去った。
テクノロジーが急速に進化する中、個人も組織も変化適応力がなければ生き残れない。
同質組織から脱して、ダイバーシティを進めること。
日本企業の成長と働く人の幸せの双方を実現する鍵はそこにある。
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すごく納得・・・
こうすればいいのでは?というのはわかっているだろうけど、様々な大人の事情から(笑)なかなか実行できないんだろうなぁ(^_^;)
ところで個人的な所感を。
『多様な価値観や経験を持つ社員が多様な意見を出し合い』
⇒大企業の場合は、ある程度の立場にならないと”意見”なんて言えないのが実態ではないでしょうか。
”お前ごとき”が何を言う!って空気があるのでは。
ちなみに私が意見を求められたときに率直に話をしたら、『そういうのはアナタの我儘ですよね』と言われたことあります。
我儘で片付けられてしまうなら何も言えませんよね(笑)
『「仕事が人生のすべて」と信じ込み我慢を重ね』
⇒現実はもっとドライな人が多いのではと感じます。
どちらかというと、一度出世街道から外れてしまうとなかなか這い上がれないから外れないように頑張る人と、一度退職してしまうと同水準の待遇で復帰することが難しいから(キャリアアップのための転職の場合は違うだろうけど)、我慢してでもしがみついている人が大半では?
別に出世したいわけではなく、給与がほとんど上がらない(あるいは下がる)のが耐えられないだけ。
最後に、大企業の不祥事会見を見ていると、経営陣はシニアの男性ばっかりだなぁといつも思います。
半分が女性だったら、こうなっただろうか?
半分が20代や30代だったら、こうなっただろうか?
と思います。
経営陣の中に、『それっておかしくないですか?』『マズイですよね?』と言える人がたくさんいたら、深刻な状況になる前に手を打てたのではないかと。
今の子どもたちが社会人になる頃には、ダイバーシティが当たり前の社会になっているのかしら。
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