日本の皆様
おはようございます。
土曜日はフィレンツェの大学病院に主人と一緒に赴いた。
以前の記事でも書いたのだが、耳に下のぽっこりできた腫瘍について、
日本で行ったMRIや細胞診の検査結果をホームドクターに見せに行ったところ、
フィレンツェ大学病院で手術を検討していて、診察予約が取りたければ、直接大学病院内の予約センターに行って予約をした方が良い
と教えてもらっていた。
イタリアはホームドクターが出してくれた予約票を電話で予約センターにかけて予約するか、まれだが、一部はネットでの予約も可能な時もある。
電話だと50番待ちなど、ざらで、何かをしながら電話待ちをする。そしていざ自分の番になったところでも、
「いっぱいで予約できない。」
とか半年先の予約、或いは違う都市の病院の予約ならば、とれる。
という理不尽な選択しかない時も多々あり。
以前のブログでは、大学病院の予約受付口に行って、そこでもやはり予約が取れず、やはりホームドクターから聞いていた第二の窓口に行ったところまでを書いているので、
イタリアの病院の予約事情、或いはドタバタコメディついては以下をお読み下さい。
上の記事で登場する、ヘルプセンター(aiuto point)は、カレッジの中 Padiglione 1の予約センター横にブースがある。
そこに通される前に、予約センターでダメだった理由同じく案内カウンターのような場所で説明すると
そこの人が上のヘルプセンターの部屋に入って話を繋いでくれた。
そしてそこで、耳鼻科予約だけでなく、そこから手術へとつながる予約が取れないことを説明すると、
「できるかどうか分からないけれど、やってみるので、一週間待っても返事が来なかったら、またかけて!」
と言われて、
この日は病院を後にした。
イタリアだと一週間が、二週間になることはざらなので、その日のうちに連絡が来たことに、主人と一緒に驚愕した!
翌週の土曜日の正午にCTO(カレッジの前身で、いくつかの科は、こちらでも診察が行われている。)に行くようにメールで指示された。
ただ、予約外だから、全ての予約者が終わってからなのでとても待つ可能性がある。
と付け加えられていた。
土曜日当日は、まるでピクニックに行くように、パニーノ、本、iPad持参で病院へ向かう。
イタリア人から、
「待つよ!」
と言い渡されているので、
夕方くらいまでには順番が回ってくれば良いなぁ〜
と呑気に構えて、
主人とパニーノを食べて、
私はiPadで、テニスのビリージーン キング カップ、アメリカ対イギリスの試合を見て気長に待っていた。
平日ではないので、病院内は恐ろしく空いていて、
待合にも我々以外に三組だけが待っていた。
なので彼らが終わって、最後に私の番になったのだが、待ったのは1時間ほどだった。
診察を受け、そのドクターが手術を執刀してくれることになる。
ただ、彼がCTOからカレッジの耳鼻科のトップになるらしく、今が異動の時期ということで、
正式に日程を決めるのは約二週間後となった。
一応リストBに名前を入れてもらえたようで、このドクターが異動後、リストをAにするということだった。
手術のリストABCで、緊急性のないCの場合、2年待ちだと聞いて、びっくり。
2年待っていたら、全ての検査は一からやり直しだろう。
手術の際の合併症についてや
腫瘍が厄介なのは、良性ではあるけれど、手術時に散らばらないように取らないと、それがまた小さな腫瘍になってあちこち広がる可能性がるということなど
日本の鳥取大学医学部でも言われたことを繰り返された。
そして、耳の下の腫瘍を切るので、首の部分にも傷跡ができることも告げられた。
これは、アジア人が見た目重視であることから、一応伝えられたのだが、
これまた明らかなことなので、別段驚かなかった。
この耳の下の腫瘍は、10年以上前からあったのかもしれないが、放っておいて今では3センチほどの大きさになった。
ここ数年、ちょっと気になり出して来ていたが、
日本人の友人知人や、日本の歯医者さんで尋ねてみても、
この手の腫瘍はほぼ陽性だけれど、気になるようだったら検査してみたら?
という感じだった。
できればメスは入れたくないので、ずっと気にせずいたのだが、
次女に耳から首の部分を見せたところ、驚いて、
主人に見せる。
絶句した主人がホームドクターに連絡したところから、今回の検査や手術準備が始まったわけだが、
結果、やっぱり早いにこしたことはなかったようである。
日本でも、
「なんでガングリオンと思ったのですか?」
と聞かれて、
知人からそのように言われたので、そう思っていたことを告げたのだが、
手術も小さい方がやりやすいから、
私の場合、やっぱり放っておきすぎだったみたいだ。
悪性に転化しないかもしれないが、
このまま大きくなりすぎると神経を圧迫し始めるということで、
やっぱり切除すべし!と
なる。
娘と主人のプッシュがなければ、多分病院に行っていなかったので、
まずは彼らに感謝しなければならない。
そして遅々として進まなかったイタリアでの検査を、帰国時の二ヶ月で全て終えられたのは、アドバイスしてくれた友人と鳥取大学医学部の諸先生方のお蔭である。
そしてフィレンツェでもこうして、確実に予約が進んで行っている。
ホームドクターの代わりに来ていた若い女医さんの指示、そして大学病院(カレッジ)のヘルプセンターの女性のお蔭である。
コネがあるのと無いのでは、大きく変わるイタリア病院事情であるが、
正攻法でここまで進めているのは、諦めないで方法を探したことと、やはり周囲の助けがあったからである。
カレッジの予約窓口で予約の空きがないと言われた時点で、諦めていたら、ここまでは辿り着けなかった。
何事も経験である。
イタリアの病院は予約が取れず大変だとみんな口々に言うけれど、こうやって恩恵をこうむってみると、目に見えないところで皆のために尽力している人々で溢れかえっている。
出来事全てに良い悪いはない。
どこの側面から物事を見るか!
それだけである。
今後も、このことを忘れずに出会う出来事、人々の良い面にフォーカスを当てて過ごしていきたい。
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それでは、皆様今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
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