日本の皆様
おはようございます。
今日のフィレンツェは格別に寒い一日になりました。
しかし晴天のパキッとした空はなんとも美しく、
週末の恒例ダブルスに向かう途中、何度か止まって、冴え渡る青空を見上げる。
幸せの瞬間というのは、
思わず微笑みが込み上げるこういう小さな一時に
存在していることを
私たちは忘れがちだけれど、
しっかりと目を見開き、
心を柔らかく準備していると、
すーっとそういう瞬間がやって来て、
ああ、これだな!
綺麗だな!
嬉しいな。
と、実感できる。
こういうことがいっぱいある人が、幸せな人で、
それって、側から見ているだけでは、全くわからないこと。
自分の中にしかない幸せの指標。
大切にしていきたいものです。
今日、おしゃべりの中で感じた驚きは、
経済的にも、社会的にも何不自由なく暮らしていて、
楽しめることがいっぱいなのだろうと思っていた友人にも、やはり人知れず悩みはあり、
しかし、その悩みの根本は、
イタリアという国に、いなければならないという義務感が理由なのでは?
と思ってしまった。
イタリア好きな人からすれば、
航空券高騰の今、イタリア旅行から足が遠のいていて、
ここで暮らせている人に対しての羨望は計り知れないことだと思うが、
一方で、ここにいることを負担に感じている人もいる。
何事も価値観の違いであるから、それぞれの視点の違いで生じている感覚である。
興味深いと思いつつ、自分の中にも同じようなことがあることに気づく。
現在、教師でダンテ公演を行うイタリア人男性を伴侶としていて、彼の友人知人の、イタリア語で繰り広げられるハイレベルな会話について行けず、自己嫌悪に陥ることも多々ありな私だが、
イタリアに来た当初は、芸術や文学に造詣の深いグループに憧れ、
色々なイベント情報を調べ、足繁くそういったグループのイベントに参加していた。
もちろん、勉強も今の何十倍もがんばっていた。
まだ結婚する前に、主人と一緒にサンマルコ美術館に行き、展示してある絵画の一枚一枚について、全て説明を受けた日は、どれほど感動と喜びでいっぱいだったか!
を今思い出しても、心が昂る。
彼と出会う前には、一人で、本の中からそういった知識をかき集めていたので、本当に夢のようだった。
そんなふうに、自分の夢だった環境を身近に引き寄せたにも関わらず、
私は自分をそのレベルに近づけようと足掻いて、
そこに身を置けている幸せを味わうことを拒否している。
友人との会話で、自分自身もこの境遇を十二分に活かすことができていないことに、はたと気づいた。
友人に対して、
「この環境をラッキーと思って、楽しむことにフォーカスできれば良いですね。」
と思ったけれど、
この言葉全部、自分に向かって呟いていみた。
がんばらなくてもいいんだ。
楽しめば!
自分がいたいと思う環境を引き寄せたにも関わらず、
私には身に余る!
そういう態度こそ、チャンスも幸せも逃す。
友人が悩みを話すことによって、私自身の中にある悩みに焦点を当ててくれたみたい。
神様は見透かしていますね。
等身大の自分を認めること!
愛されている自分にOKを出すこと!
がんばることをやめること!
色々なことを、代弁者を用いて、教えてくれているのだな。
そんなふうに感じた一日。
冒頭の小さな幸せを感じる自分がいる反面、
自分に足りないところを補おうと足掻く不幸せな自分も
見つける。
後者も受け入れてOKになれば、もっとハッピーな毎日になるんでしょうね。
気づきをくれた友人にも感謝の一日でした。
明日も、最高の今日を紡いでいきましょう。
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それでは、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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